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ホークス内川が背負う4番の宿命「柳田を後ろから支えてやれる存在に」

7/18(火) 8:35配信

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球宴での開放感も束の間、「また緊張感の中で野球をやるんだな、と」

 まさに意地の一打だった。17日の西武戦の5回裏、目の前で柳田悠岐が勝負を避けられた。西武ベンチの選択は1死満塁での4番との勝負。それまでの2打席を内野ゴロに打ち取られていたソフトバンク内川聖一は、十亀剣が投じた4球目をきれいにセンター前へと弾き返した。

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 その一打が決勝点となり、お立ち台に上がった内川は「ああいう状況で(柳田が)歩かされたのは4番として情けない。どうにかしないといけないという気持ちだけだった」と、5回の第3打席を振り返った。

「(柳田は)今日も四球が3つ。相手が『次は内川だから厳しいな』と思うようになれば、柳田とも勝負してくれるし、柳田ももっと成績を残せるはず。あいつを後ろから支えてやれる存在になれたらいいなと思うし、もう少しどうにかしてあげたいとも思う」

“価値ある安打”積み重ねることで2000安打へ

 4年ぶりの出場となった球宴では、第1戦で途中出場し2安打。決勝打も放ってMVPに輝いた。「プレッシャーもないし、開放感の中で野球がやれた。そういう状況は久しぶりだったし『こういう感じだったな、野球って』と思った」。

 しかし、再びシーズンに入り、勝つことが求められる中での4番という打順を任される日々が続いていく。

「また明日からそういう緊張感の中で野球をやるんだな、と。今はそれしか思っていない」

 2000本安打まで、まもなく残り30本の域に達する。しかし「個人成績のことは考えていない」という内川。「ただ(ヒットの)本数を増やすことがチームのためになる打順を任されている。そのために数多く打てるように」と、しっかりと4番の宿命と向き合うことが結果として自己の記録に近づくことは理解している。だからこそ、内川聖一はこれからも“価値あるヒット”を積み重ねていくことにこだわり続ける。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:7/18(火) 8:44
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