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震災直後に発見の遺体 DNA情報入力せず身元判明遅れる/岩手・大槌町

7/18(火) 20:17配信

IBC岩手放送

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 東日本大震災発生直後に大槌町内で発見されていた男性の遺体の身元が、今月新たに判明しました。しかし県警がDNA情報をデータベースに入力していなかったため身元判明が遅れていたことがわかりました。

 身元が確認されたのは大槌町本町の山崎正智さん当時85歳です。県警によりますと、山崎さんの遺体は東日本大震災発生直後の2011年3月16日に大槌町内で発見され、その後、県警は山崎さんの遺体と親族からDNAを採取していました。しかしDNAのデータベースに親族から提供されたDNA情報を入力していなかったために、これまで遺体の身元がわからないままとなっていました。 
 ところが今年5月になって担当者がデータベースを再チェックした際に山崎さんの親族のDNA情報の入力漏れに気が付き、この親族のDNA情報を入力したところ山崎さんの遺体のDNAとの類似性が認められました。県警では改めて山崎さんの遺品からDNAを採取。今月、遺体のDNAと合致したということです。山崎さんの遺骨は今月14日に親族に引き渡されました。
 県警捜査一課の佐藤靖弘次長は「震災直後は採取したDNAデータの量が膨大で抜け落ちてしまった。チェック体制を強化し、再発防止に努める」と話しています。

最終更新:7/18(火) 20:17
IBC岩手放送