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「子供のためだからっ」と教育資金をひたすら貯めてませんか? 4つの盲点から教育資金について考えました。

7/18(火) 12:20配信

マネーの達人

「かわいいわが子には幸せな将来をつかんでほしい」

とは、親ならば誰もが思うこと。そして、そのためには十分な教育が不可欠なのでしょう。

「大学に行きたい」と、子どもが言ってくれるなら、資金面ではサポートしてあげたいですよね。

「恋は盲目」ではないですが、だからといってやみくもに、そしてみんながやっているからと言って、学資保険に加入するのは反対です。今回は、教育資金の盲点について考えてみたいと思います!

1. 貯まったお金は誰のもの?

ズバリ、積み立てた親のものです。学資保険のように、子どもの年齢に合わせて受け取れるように設定されていると、勘違いしてしまいがちですよね。

ですから、仮に子どもが18歳の時に学資保険の満期保険金を受け取ったからといって、それを必ず大学へ納めなければならないなんてルールはありません。

子どもが高卒で就職すれば当然不要ですし、家計の状況が許せば、「教育資金」として用意したお金を、大学入学後も手を付けずにとっておいたって良いんです。

反対に言えば、もし「教育資金」というラベルを貼ったお金を計画的に用意していなくても、子どもが大学入学のときに必要な手持ち資金があれば、それでOK。

■18年は長い

投資やローンの繰り上げのように、お金に働いてもらうには十分な時間です。そのお金を、わずかな利率のためにフリーズさせてしまうのはもったいないという考え方も、できますよね。

ついでに言うと、中学3年生まで毎月1万円もらえる児童手当(3歳未満の子どもには1万5000円、所得制限あり)だって、受給資格者は父母ですから親のお金なんですよ。

もちろんだからといって、親が自分の快楽のために使っちゃあバチが当たるとは思いますが。

2. 子どもの「平等」はリスキー

「教育資金」は親自身の資産です。そして「学資保険」という名の保険商品などで運用しながら準備する方が多くなっていますよね。

でも、ここで立ち止まっていただきたいのです。資産運用の鉄則は分散です。

・ 預貯金
・ 保険
・ 投資信託
・ 株式
・ 債券

などなどのさまざまな方法でバランスよく運用してこそ、安定的に殖えますし、インフレをはじめとするリスクも最低になります。

そう考えると、第一子にも第二子にも同じ保険会社の同じ保険商品で教育資金を用意するというのは、実はけっこう危ない橋なのではないでしょうか。

親心としてはどの子どもにも平等に愛情を注ぎたいところですが、こと教育資金については「平等」はリスキーです。

「第一子が学資保険だったのなら、第二子は債権とREITを組み合わせて、第三子は投資信託で…」

なんていう考え方にも妙味ありでしょう。結局全部、親のお金なのですから。

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最終更新:7/18(火) 12:20
マネーの達人