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【老後の備え】「iDeCo(イデコ)」最大のメリットは?

7/18(火) 19:00配信

TOKYO FM+

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。
7月12日(水)の放送では、スカロケ社員の人生プランやお金にまつわる悩みをサポートするコーナー「人生プランニング部」に、ライフネット生命保険株式会社営業本部 マーケティング部長の岩田慎一さんが登場。

11回目となる今回は、この夏、ボーナスが支給された人も多いだろうということで、資産運用にまつわる「iDeCo(イデコ)」について、岩田さんに教えていただきました。

この「iDeCo」、初めて耳にしたという方もいるのではないでしょうか?
一言で言うと、個人型確定拠出年金。毎月、掛金を運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取れる仕組みのこと。

私たちの老後を支えてくれるお金には、【公的年金】【退職給付制度】【私的年金】の3つがあります。

【公的年金】は、国から受け取る年金のことで、老後に老齢基礎年金を受け取ることができます。さらに、会社員や公務員であれば厚生年金にも加入しているので、老齢厚生年金も上乗せして受け取ることができます。

【退職給付制度】は、会社から受け取る制度。
そして、【私的年金】は国以外の組織が運営する仕組みの年金制度のこと。

【公的年金】と【退職給付制度】だけでは老後が不足だと、漠然と感じている人も多いはず。そんな人たちに向けて、岩田さんは「【私的年金】での備えを検討したほうがよい」とアドバイス。

その備えのひとつとして、今回紹介してくれたのが「iDeCo」。
岩田さん曰く「今年1月から公務員や専業主婦も含めて、60歳未満であれば、ほぼすべての人が加入できる」とのことで、比較的始めやすい制度なのだそうです。

その手順ですが、まず金融機関のWebサイトやコールセンター、窓口などで口座開設を行います。そして、その金融機関が取り扱う預金や投資信託などの中から運用する商品を選択すると、あとは毎月の掛け金で選んだ商品を自動的に買い付けて運用を行って、将来受け取る年金を作っていきます。

岩田さんは、この「iDeCo」の最大のメリットについて「税制上の優遇がある」ことだと説明。支払った掛け金は、全額を所得から差し引くことができるそうで、「その結果、その年の所得税や翌年の住民税が安くなることが多いです」と話します。

また、「iDeCo」で積み立てたお金は原則60歳まで引き出すことができず、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。

「節税をしながら老後資金を準備するのに持ってこいの制度です」と話す岩田さんですが、2016年6月時点で「iDeCo」を活用している人は約27万人で、これは加入できる対象者の僅か0.6%にしかすぎず、まだこの制度を知らない人も多いのが現状のようです。

また、「iDeCo」は金融商品のため、お申し込みされる前に「内容についてしっかりと確認して理解するように」と呼び掛けていました。

「節税できるメリットがあるので、出ていくお金を抑えるという意味でも、備えとして検討してみるといい」と話していました。

(TOKYO FM「Skyrocket Company」2017年7月12日放送より)

最終更新:7/18(火) 19:00
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