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不二越の本間会長の発言めぐり 石井知事「きわめて残念」/富山

7/18(火) 21:36配信

チューリップテレビ

 富山市の機械メーカー・不二越の本間会長が「富山生まれで地方の大学に行った人は極力採用しない」などと発言した問題で、石井知事が、「極めて残念」との見解を示しました。
 その上で、富山労働局を通じて公正・公平な採用を求める考えを明らかにしました。

 石井知事「ふるさとを大事にしながらグローバルに活躍されている企業人が数多くいらっしゃると思いますと、ご発言の内容は極めて残念だったと思います」これは18日開かれた県総合教育会議で述べたものです。

 この問題は今月5日、不二越の本間博夫会長が、本社を東京に一本化すると発表した会見の席上で▼「富山で生まれて地方の大学に行ったとしても極力採用しない」▼「偏見かもしれないが、閉鎖的な考え方が非常に強い」▼「ただし、ワーカーは富山から採る」などと、採用に関して富山生まれを否定するような発言をしたものです。

 1928年に富山で創業し、今年度の売上高は2300億円を見込む不二越。
 富山を代表する機械メーカーのトップから出たまさかの発言に、会議に出席した委員からも批判的な意見が相次ぎました。
 山崎弘一委員「この発言の趣旨については定かではありませんけど、仮にワーカーは閉鎖的な考え方の強い人でもかまわないという意味だとしたならば誠に遺憾なことであり今後のことを考えると大変心配になる」
 村上美也子委員「県内の未来を担っていく子ども達が、ちょっとがっかりしたんじゃないかな、悲しかったんじゃないかな、心を傷つけられたんじゃないかなと心配しております」
 また、石井知事は、不二越に対し、富山労働局を通じて公正・公平な採用を求める考えを示しました。
 富山労働局は本間会長の発言に対し、「採用活動は出身地に限らず人物の能力を重視して行われるべきで不適切」とした上で、「現時点で県からの正式な要請はなく、連絡があれば適切に対応していく」としています。
 一方、不二越は採用活動について「人材は全国から募集し、分け隔てなく人物本位で行っており、富山県出身者の採用を抑えることはない」とコメントしています。

チューリップテレビ