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原田監督「岡田(准一)さんが三成を演じられる歳になるまで待っていました」 『関ヶ原』完成披露イベント

7/18(火) 20:50配信

ぴあ映画生活

司馬遼太郎の長編小説を映画化した『関ケ原』の完成披露イベントが7月18日に開催。主演の岡田准一をはじめ、有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督が舞台挨拶に登壇した。

関ヶ原』完成披露イベントその他の写真

620万部を超える司馬遼太郎の大ベストセラーを原作に、石田三成を主人公に、天下人・秀吉の死後の覇権争いから天下分け目の大戦までを壮大なスケールで描き出す。

屋外でのイベントということで、昼間に大雨が降っていたため決行が危ぶまれたが、開始を前に雨も上がり、会場には多くの女性ファンが詰めかけた。主演の岡田に続いて2番目に挨拶に立った有村が「みなさん、雨は大丈夫でしたか?」と昼から行列をなしていた、観客を気遣ったが、これが伝播し、続く平、東出、伊藤、滝藤、西岡と全員が雨に濡れた観客へのひと言を添えて挨拶。岡田演じる石田三成の宿敵・家康を演じた役所にいたっては「主演の岡田くんにそういう気遣いがないから(笑)」とニヤリ。これには岡田は大慌てで「もう1回、やり直していいですか(苦笑)? みなさん、雨は大丈夫でしたか?」と付け加えて、会場は笑いに包まれる。役所は余裕の表情で「V6に入ることになりました役所です!」と挨拶し、会場は再び笑いに包まれた。

原田監督は「なぜいま『関ケ原』?」という問いに「なぜいまか? このキャストが揃うのがいまだったから。岡田さんが三成を演じられる歳になるまで待っていました。その“いま”です」と語り、岡田ファンからは歓声が上がる。そして、本作を含む近年の石田三成の再評価について「いまの政治家があまりに情けないから。言ってることもやってることもあまりにひどい! いまの日本に、こういう人(=三成)がほしい。いまこそ再評価すべき」と訴えた。

トークで、各人の「知られざる秘話」がテーマになると、岡田は次々と各人のエピソードを明かす。有村に関しては「時代劇初挑戦だけど『勉強したいんです』という姿勢で、素晴らしかった」と称賛し、秀吉を演じた滝藤については「原田監督の『クライマーズ・ハイ』で世に出たこともあって、尋常じゃない気合で臨んでいた」と称える。

そんな岡田については東出が「夜11時くらいまで撮影で、(撮影が終わって)僕は飲むことしか考えてなかったけど、岡田さんは何をするのかを聞いたら『トレーニングかな』って。鉄人だと思いました」と撮影中もトレーニングを怠らない岡田の様子を明かす。役所も「汗水たらして、新しい石田三成像を作り上げている」と惜しみない称賛を送っていた。

取材・文・写真:黒豆 直樹

『関ヶ原』
8月26日(土)全国ロードショー

最終更新:7/18(火) 20:50
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