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【ブラジル】大サンパウロ圏の失業者212万人に

7/18(火) 1:40配信

サンパウロ新聞

 州データ分析機構(Seade)によると、サンパウロ市とその周辺の38市で構成される大サンパウロ都市圏の2017年5月の失業率は、前の月に比べて0.2ポイント高い19.8%だった。16年5月の水準に対しては2.2ポイント高。伯メディアが6月28日付で伝えた。

 大サンパウロ圏の生産年齢人口の13%を持ち、自動車産業をはじめとする工業が集積するABCパウリスタ地区の失業率は4月の18.4%、そして16年5月の17.0%のいずれをも下回る16.4%にまで下がった。しかしこの低下は、大勢の人達が同地区の労働市場から去ったことで起こったものであり、雇用創出によるものではない。

 大サンパウロ圏内の失業者数は今年4月から5月にかけて3万1000人増加し、211万9000人に達したと推定されている。この数は16年5月時点に比べて14万2000人多い。同圏内では今年5月に経済活動人口が4万2000人増えた。つまり、労働可能な人達4万2000人が新たに大サンパウロ圏の労働市場に参入した。しかし、職に就くことができたのはそのうちの1万1000人だけだった。

 産業別に見ると、大サンパウロ圏内の製造業の雇用は今年5月に3万8000人純増(前月比2.9%増)、商業及び自動車等修理業の雇用も1万1000人純増(同0.7%増)した。これらとは反対にサービス業では3万9000人の純減(同0.7%減)を、建設業では1万7000人の純減(同2.8%減)を記録した。

サンパウロ新聞

最終更新:7/18(火) 1:40
サンパウロ新聞