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ヨット人気中高年に広がる 五輪憧れた世代へ

7/18(火) 18:02配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市金沢区の港湾施設、八景島マリーナで開催されている初心者向けヨット(セーリング)スクールが好評だ。中高生をはじめとした若者らを中心に呼び掛けたところ、かつてヨットに憧れた中高年が次々と参加。2020年の東京五輪に向けてセーリング競技への関心が幅広い世代に広まっていることに関係者は驚き、喜んでいる。

 ヨットスクールは、施設を管理運営する横浜港振興協会と市ヨット連盟が昨年から共同で始めた。1日コースの「技術習得コース」は5月から10月までの毎月第1、3土曜日と第2、4日曜日に開講。経験豊富なインストラクターが艇に同乗して指導する。

 1日に開かれた同コースには中高年6人が参加。初めて参加した会社員の伴芳雄さん(58)=同市旭区=は20年前、友人の大型ヨットでバーベキューを楽しんだ体験が忘れられないという。スクールの案内を区役所で見つけ、ヨットを自在に操る自らの姿を想像して参加を決めた。

 午前中はロープワークや初心者でも扱える「シーラーク艇」の艤装(ぎそう)、「タック」による方向転換の仕方を陸上で学び、午後から実際に海に出た。

 50分ほどの初航海の後、伴さんは「風が強く、思ったように操船できなかった。ヨットは難しいですね」と額の汗を拭っていた。

 東京五輪では藤沢市の江の島がセーリング競技会場になることもあり、若者を中心にヨット人口の増加が期待されている。インストラクターを務める関東学院中学・高校ヨット部の山本勤監督(74)は「ヨットは何歳になっても楽しめる生涯スポーツ。特に若いころから親しんでほしい」と呼び掛けている。

 参加資格は中学生以上。定員は各回12人で先着順。料金は大人1万円、中学生は5千円。横浜市民は割引が適用される。半日コースの「体験乗船コース」もある。予約・問い合わせは、八景島マリーナ電話045(788)8822。