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朴正煕記念切手?“高木正雄切手”が出た

7/18(火) 7:52配信

ハンギョレ新聞

郵政事業本部が記念切手の発行を撤回すると 環境運動家パク・ソンス氏が風刺記念切手を発行

 朴槿恵(パク・クネ)前大統領を批判するビラをまいて名誉毀損罪で8カ月拘束され釈放されたパク・ソンス氏(44・全羅北道群山)が「朴正煕(パク・チョンヒ)大統領誕生100周年記念切手」を製作した。彼は「朴正煕生誕100年記念切手の発行が撤回され、これに挫折した守旧保守派の姿に限りない憐憫を感じ制作した」と明らかにした。郵政事業本部が作った正式な切手ではなく、朴正煕元大統領・朴槿恵前大統領を風刺したものだ。

 パク氏は、郵政事業本部が「朴正煕大統領生誕100周年記念切手」の発行を撤回した翌日の今月13日、「高木正雄誕生100年記念切手」を作った。記念切手の左側には、日本軍の軍服姿の朴正煕元大統領が、右側には囚人服を着た朴槿恵前大統領の写真が配置されている。記念切手の中央には、馬(朴槿惠とチェ・スンシル国政壟断の風刺)と洋酒(朴正煕元大統領が死亡した1979年の10・26事件当時、宮井洞安家での酒席を風刺)の絵が描かれている。記念切手の左下には「日本天皇に血書で忠誠の誓いをした日本軍人朴正煕、いわゆる高木正雄誕生100年記念、18ウォン」という文字が入っている。パク氏は記念切手を一万枚製作し、フェイスブックなどを通じて申請した人たちに無料で配っている。

 パク氏は「保守団体が朴正煕元大統領をまるで教祖を奉るかのように広報したいのか、今回の記念切手の発行論議を見て本当に執拗だと感じた。未だに朴正煕神話を押しつけて、そんな姿に失望と憐憫を同時に感じた。誤った歴史を人々に知らせ、新しい世界へ進もうという趣旨で記念切手を製作した。記念切手の発行を主張するナム・ユジン亀尾(クミ)市長にも近いうちに記念切手を送るつもりだ」と話した。

 パク氏は「トゥングリ」(原木)という名前で一人で活動する環境運動家だ。2006年8月から全国を流浪して『トゥングリの流浪闘争記』(2014年12月)という本を出版した。大学卒業後、環境団体で働きもしたが、懐疑を感じて一人で活動している。彼は朴元大統領を批判するビラを撒いて、2015年4月警察に逮捕され、8カ月間拘束状態で裁判を受けたこともある。彼は同年12月、朴元大統領名誉毀損罪で1審で懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。

大邱/キム・イルウ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7/18(火) 7:52
ハンギョレ新聞