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高額で未承認の治療、学会が反対声明

7/18(火) 15:26配信

読売新聞(ヨミドクター)

 民間クリニックが他人のさい帯血を使い無届けの再生医療を行っていた問題を受け、日本遺伝子細胞治療学会(金田安史理事長)は、医療機関向けに未承認の治療を実施しないよう求める声明を発表した。

 今回の問題では、末期がん患者へのさい帯血投与が確認されているが、末期がんの治療では、さい帯血のほかに、民間のクリニックが、がんの増殖を抑えるとされる遺伝子を投与する高額な未承認の治療を実施。患者が効果がなかったとして、治療費の返還などを求める訴訟も起き、学会に相談が寄せられている。

 金田理事長は「有効性が未確立の治療が高額な料金で提供されている現状は問題だ」と話している。