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横浜の大江電機社長と社員、創業者の母校などを訪問し寄付-安平

7/18(火) 16:26配信

苫小牧民報

 神奈川県横浜市の制御機器、電設資材、システムエンジニアリングの商社・大江電機の大江光正社長(69)と同社社員の合わせて100人が15日、安平追分小学校を訪問し、同校と地域の認定こども園「おいわけ子ども園」にそれぞれ100万円を寄付した。同社の創業者で旧追分町出身の大江社長の父・菊四郎氏の生誕100年と同社の創業70周年を記念し、社の原点となる追分地区をほぼ全社員で訪ねて、次代を担う子どもたちへ―と善意を寄せた。同日は学校前でセレモニーがあり、大江社長が同校の松井操人校長と同園の山城義真園長に寄付を贈ったほか、同校の児童も鼓笛演奏などで感謝の気持ちを伝えた。

 菊四郎氏は1929(昭和4)年に同校を卒業。15歳で単身東京に出て、苦学して旧横浜高等工業(現在の横浜国立大学)に進み、海軍技術士官として航空機の開発に力を注いだ。43(昭和18)年秋、千歳航空隊に一時所属となった際に26歳の海軍大尉として旧追分町を訪問。同校の校庭で大歓迎を受けてあいさつしたという。47(同22)年に同社を創業。菊四郎氏の妻で大江社長の母・トヨ氏も旧追分町出身で同校を37(同12)年に卒業しているという。

 セレモニーには、ふるさとキャリア教育の一環として同校全校児童や同園年長、年中園児の約150人の子どもたちも出席。安平町教育委員会の豊島滋教育長は「時代が流れ、社会が変化しようとも母校への思い、ふるさと愛は色あせることなく引き継がれ、流れていくことの素晴らしさを大江社長親子の姿に深く学ばせていただいた。子どもたちが未来に夢を大きく膨らませることができる『ふるさと教育』を今まで以上に確実に前に進めたい」とあいさつした。

 「子どもたちのために大切に使いたい」などと感謝の言葉を述べた松井校長、山城園長に寄付を贈呈した大江会長は「自分のふるさとはいつまでも消えることはない。もし、追分を離れても、いつまでも追分を覚えていてほしい」などと子どもたちに呼び掛けた。また、同社社員からフォトフレーム、鉛筆1ダース、大江社長からのメッセージカードが子どもたち一人ひとりに手渡された。

 児童たちは鼓笛演奏や踊りで感謝の気持ちを表現。渡辺ちひろ児童会長(6年)は「何十年たっても私たちを育ててくれた、ふるさと追分を守っていけるような人になりたい」、子ども園の園児たちも「きょうは来てくれてありがとうございました」とお礼のあいさつをしていた。

苫小牧民報

最終更新:7/18(火) 16:26
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