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米ゴールドマンCEOは信念堅持、吉と出るか凶と出るかウォール街注視

7/18(火) 7:03配信

Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループ最高経営責任者(CEO)として12年目に入ったロイド・ブランクファイン氏は、「ロイド3.0」とも呼ぶべき新戦略を実践しつつある。同氏のCEOとしてのキャリアは金融危機までの第1期、危機の後遺症の時代の第2期、そして同氏がリンバ腫からの回復を宣言した1年半前からの第3期に分けられる。

2016年初めにゴールドマンの執務室に姿を見せた同氏は、人が死すべき存在であることに気付いた男の顔をして、仕事は素晴らしい気晴らしだと語った。

以来1年半、ブランクファイン氏(62)は、融資にこれまで以上に力を入れたり、資産運用事業への資源の配分を増やしたり、一連の上場投資信託(ETF)を設定するなど、幾つもの新戦略を打ち出している。しかし、トレーディングとリスクテークへのコミットメントというかねてからの方針もますます強力に推進する考えだ。同氏の下でゴールドマンは引き続き、トレーディングと投資銀行、自己勘定取引に強く結び付いている。

事情に詳しい関係者によれば、ゴールドマンの取締役会はブランクファイン氏の方針を承認している。ただ、複数の現・元パートナーを含め投資業界には同氏が、かつてより低い経済成長、厳しい資本規則という新しい現実に十分に適応していないのではないかと懸念する声もある。トランプ米大統領の減税と規制緩和への期待はあるものの、ウォール街の収入がデリバティブ取引の黄金時代に戻ると考える人は少ない。

ブランクファイン氏は「厳しい環境だ。成長はどこにあるんだと問い掛ける人がいるのは分かる」が、「市場の活動が活発になるのを待ちはしない。われわれの各事業分野で成長戦略を特定し推進している」と6月27日のインタビューで語った。

各分野の事業活性化に向け同氏は投資管理部門にリソースを投じ、預金プラットフォームを買収したほか、企業とプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社、富裕層への融資を増やしている。一般向けには「マーカス」と名付けたオンライン銀行も始動させた。

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最終更新:7/18(火) 7:03
Bloomberg