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中国富裕層、英国移住の人気が低下=調査

7/18(火) 18:16配信

BBC News

中国の富裕層の間で海外移住先としての英国の人気が低下していることが、このほどまとめられた意識調査で示された。

最も人気のある移住先は依然として米国だったが、前回調査で2位だった英国は順位を落とし、カナダにその座を譲った。

調査は中国の富豪ランキングで知られる「胡潤百富」とビザ・コンサルティング・グループが共同で実施。純資産が150万~3000万ドル(約1.7~33.6億円)の個人304人が回答した。回答者の約半数が北京、上海、広州、深センに住んでいる。

調査では、約半数が海外移住を考えていると回答。理由として環境汚染や教育水準、資産価値の低下につながる人民元の為替レートの低下を挙げた。

胡潤百富の創設者で主席研究員を務めるルパート・フーゲワーフ氏は、「教育と環境汚染が中国のお金持ちの海外移住を促進している」と語った。

「もし中国がこれらの問題を解決できるのであれば、移住の最も大きな誘因はなくなる」

なぜ英国が順位を下げたのかについては、今回の調査は分析していない。

都市で見た場合、ロサンゼルスが最も人気があり、シアトルが2位、サンフランシスコが3位、ニューヨークが4位だった。ロンドンは14位だった。

多くの中国人富裕層が人民元安を懸念していることも明確に示された。人民元は昨年11月に8カ月ぶりの安値を付けている。今回の調査の回答者の84%が海外移住を考える大きな要因として人民元安を挙げた。

(英語記事 UK 'now less appealing' to rich Chinese)

(c) BBC News

最終更新:7/18(火) 18:26
BBC News