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ユニクロのEC売上(3Q)は17%増の123億円、課題は「ECサービスの認知度不足」

7/19(水) 7:01配信

ネットショップ担当者フォーラム

ファーストリテイリングの2017年3月~5月期(第3四半期)連結業績によると、EC売上高(国内ユニクロ事業)は前年同期比17.3%増の123億円だった。売上高に占めるECの割合は5.5%から6.2%に上昇した。

第3四半期におけるEC事業の主なトピックスは、2017年3月にスマートフォンサイトを刷新したほか、特別サイズやオンライン限定商品、セミオーダー商品などの品ぞろえを拡充したこと。コンビニやリアル店舗での店頭受け取りサービスも強化している。

□ 増収率が鈍化、物流の混乱は終息

決算説明会の席で、サイトのリニューアルを実施したことや、特別サイズ・EC専用商品を拡充したことなどで、着実に売り上げが伸びていると指摘。

2016年9月~2017年2月期(上半期)はEC関連の物流に混乱があり、売り上げが伸び悩んだが、3月以降は物流のオペレーションは安定。4月以降のEC売上高は20%を大きく超える伸び率となっているという。

EC事業の現状について「社内計画にはいまだ届いていないため、満足していない状況ではありますが、手応えとしては非常に良い」と評価している。

□ 課題はECサービスの認知度不足

ECの課題として「ユニクロのEC販売が顧客に十分に認知されていないこと」をあげた。リアル店舗に来店する顧客のEC利用割合が低いことから、店頭とECの併用を促すことで顧客1人あたりの購買頻度や購入点数を増やしていく方針。

今後は特別サイズやEC専用商品など幅広い顧客ニーズに対応した商品をさらに拡充する。また、欠品による機会損失を防ぐため売れ筋商品の在庫を十分に確保する。

全社のデジタル化の方針は、「ECを伸ばすためだけのデジタルマーケティングではなく、ECサイトそのものの魅力を高めていくことでリアルの店舗への来店動機も高めるようなEC サイトを作っていきたいと思っている」としている。