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AIで流入を改善!? ビズリーチが初めて挑んだメディア事業が目標の430%に急成長した秘密

7/19(水) 7:06配信

Web担当者Forum

転職サイトを運営するビズリーチは、人事担当者のための専門メディア「BizHint HR(以下、ビズヒント)」を2016年8月にスタートした。コンテンツマーケティングは同社にとって初めての取り組みだったが、オーガニック検索(自然検索)からの流入数が当初予定していた430%という急成長を見せている。

誕生したばかりの専門メディアが、なぜ急成長できたのか? その秘密は、ユーザーの検索意図を分析し、コンテンツ制作現場の意思決定を助けるツールと人工知能(AI)の活用にあった。ビズヒント事業部長の関哲氏と現場責任者の大森厚志氏、そしてコンテンツ施策を指南したFaber Companyの副島啓一、月岡克博に聞いた。取材・執筆はFaber Campanyに所属する筆者が行っている。

人事向けメディア「ビズヒント」

 

量産したコンテンツではなく「質の高さ」で勝負したかった

――「ビズヒント」はどのようなメディアなのですか?

[関哲氏(以下、関)] 今は「働き方改革」「ダイバーシティ」などが話題ですが、終身雇用から多様な働き方へシフトするなかで、「人事担当者の苦労が増えた」という現象が起こっています。そこで、「ここに来るだけで人事の悩みが解消できる」ニュースサイトを立ち上げようと、2016年8月にスタートしたのが「ビズヒント」です。

――コンテンツマーケティングに本格的に取り組んだのは初めてだったそうですね。

[関] はい。当社の集客はリスティング広告中心でしたが、採用・転職市場が盛り上がるなかで、広告の単価もどんどん上がってきていました。「このまま広告にコストをかけ続けるよりも、オーガニック検索(自然検索)からの集客に腰を据えて取り組もう」と考えたのです。

しかしSEOに詳しい人に相談しても、当時はまだ「SEOで成果を出したいなら、大量に記事を作れ」というアドバイスが主流でした。そんなときにFaber Campanyさんの「ユーザーの検索意図に寄り添って、質の高いコンテンツを作る」という話を聞いて、すごく腹落ちしたんです。

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最終更新:7/19(水) 7:06
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