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10年コラムを書き続けられた理由、自分ファーストで身につける継続力

7/19(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の512

 

プロフェッショナルが持っている力

本連載のカラータイマーがゼロになるまであとわずか。とはいえ、実感が湧かないのは、他の連載の締め切りにも追われ、心の余裕がないからだけではなく、本連載の執筆がない、これからの1週間をすっかり忘れてしまっているからです。

自己啓発とかポエティックな表現ではなく、強制的に生活の一部に組み込む術を続けてきた結果です。

何をやっても長続きしない。こんな悩みをもっているWeb担当者もいるかもしれませんが、安心してください。とっても簡単な方法で「継続力」は身につきます。

会社員を経て独立し、さまざまなジャンル、階層の人を見てきて、私が身につけなければならないと痛感したのが継続力です。独立当初の私にこの機能はなく、直感力と反射神経だけで生きていました。しかし、付け焼き刃が永遠に通じるほど社会は甘くはありません。

そして、プロフェッショナルな人ほど継続力を持っていることに気づき、継続力を求めて試行錯誤して、ある方法にたどり着きました。それは「当たり前」。10年の週刊連載を続けた私が身につけた拍子抜けするほど簡単な方法です。

 

ニワトリと卵の議論

あらかじめ断っておきますが、「継続することより、中身が重要だ」との指摘はその通り。しかし、そもそも継続できなければ、質を高める機会も失ってしまいます。

これは鶏が先か卵が先かの議論に似ていますが、学生時代に反省文しか書いたことのない私が、新聞社発行の論壇誌に連載を持ち、なにより本サイトで10年もの間、末席に居座り続けることができたのは、身につけた継続力があってこそ。

もちろん、読者の皆様のご厚情と、編集部のフォローがあってのことですが、継続とは武道における「量稽古」のようなもの。これが執筆に限ったことでないのは、言うまでもないでしょう。

 

簡単だけど難しいコト

どうすれば継続できるのか、拍子抜けするほど簡単な方法を紹介します。それは「時間の確保」です。

・ブログの執筆は毎週水曜日の14時から15時
・ツイッターなら毎朝9時から15分間

などと予定に組み込み、時間を確保します。とても簡単で当たり前のことですが、長続きしない人は、その時間を確保していません。

ブログが普及する以前から、Webサイトは定期的な更新が重要だと言われてきました。その昔、「日記型掲示板」による手軽な更新が喧伝されたころ、その実装を自慢するサイトオーナーに日記更新のタイミングを尋ねたことがあります。

彼は「ネタが浮かんだときに、ぱぱっと書く」と胸を張りました。裏返せば、ネタが浮かぶまで作業に取りかからないということ。更新されない「廃墟物件(サイト)」になるまでの時間はわずかでした。

 

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最終更新:7/19(水) 7:06
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