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世界の資産の48%を保有する「最も裕福な1%」が「ホリデー」に求めるもの

7/19(水) 6:20配信

ZUU online

世界のお金持ちの上位1%が、世界中の資産の48%を所有しているといわれる。そのトップ1%がホリデーに求める要素は何だろうか。以前は「高級感」や「ぜい贅沢」だったが、今はむしろ「人とは違うびっくりするような経験」 になりつつあるようだ。

これは高級旅行代理業者の調査話から分わかったもの。

お金持ちを顧客ターゲットにしぼった「高級ホリデー・アドバイザー」なる職業の需要が高まっているほか、高級ホリデーの代表格であるクルーズ旅行の需要も過去10年で62%増、2015年のクルーズ産業の総生産価値は1170億ドル(約13兆1625億円/クルーズライン・インターナショナル・アソシエーション調査 )だったという。

■希少な経験ほど高級度が増す?

「高級ホリデー」というと高級リゾートやクルーズ旅行などが思い浮かぶが、お金持ちになればなるほど、「通常の高級ホリデーは満喫し尽くした」と飽食気味のようだ。

そこで特にトップ1%から注目を集めているのが、「感銘を受けるホリデー」である。お金に糸目をつけずに「高級ホリデー」という名の物質を買うのではなく、深く心に残る体験を買うわけだ。誰も訪れたことない場所・誰もしたことのないことなど、希少体験ほど高級度が増すといったところだろうか。

高級旅行代理業者Virtuoso の子会社でアジア地域への高級ホリデーを専門とするリモート・ランズのキャサリン・ヒールCEOは、「エベレストのベースキャンプにヘリコプターで行った」といったパーティーの席でのネタに使えそうな体験を、トップ1%が求めていると語った。

また近年の傾向として、これらの層にとっては「規模が小さいほど高級感が増す」そうだ。例えば近代的な大型空港よりもプライベートのエアターミナル、世界中に名高い高級ホテルよりもこじんまりとしたブティック・ホテルなどが好まれるという。

■高級ホリデー・アドバイザーが重宝されている

トップ1%にかぎらず、米国では高級ホリデー産業自体が好調だ。

米国では2016年、資産100万ドル(約1億1250万円)以上のお金持ちの数が前年から40万人増え、史上最高の1080万人に達した。高級ホリデー産業は、ホリデー産業全体の3倍の速度で急成長しているという。

経済的にかなりの余裕がある層が増えたことで、クルーズホリデーの需要も高まっている。中でもノルウェーのクルーズ・ライン「The Heaven」 は、豪華な客室は勿論、プール付きのプライベートな船内中庭、資格を持ったスタッフによるバトラーサービスなど、「史上で最も高級なクルーズ旅行」を売り物にしている。

「自分好みの高級ホリデーを楽に探したい」というお金持ちの間では、高級ホリデー・アドバイザーが重宝されている。

カスタム高級旅行を提供するトラベル・アーティストリー のボビー・ゾア氏は、個々の顧客がホリデーに求める要素を適格に把握し、豊富な知識からアドバイスをする。アドバイスに従って顧客が選ぶホリデーは、客室だけでも一泊3万ドル(約338万円)を超えるものもあるそうだ。

ゾア氏自身が受けとるアドバイス料は500ドルから1000ドル(約6万円から11万円)。これを高いと判断するか安いと判断するかは、ホリデーの充実度次第といったところだろう
よりパーソナルなサービスが好まれるという傾向を受け、大手高級ホテルやリゾート業者にも同様の動きが見られるという。どうやら高級ホリデー商戦を予感させる流れとなりそうだ。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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最終更新:7/19(水) 6:20
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