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「何かあると困る」持高調整の売買中心に

7/19(水) 8:10配信

ZUU online

昨日は雷雨がすごかったですが、池袋や巣鴨などでは雹(ひょう)が降ったみたいです。毎日が異常気象なので、何が異常がわからなくなりそうですが、株式市場でも日経平均の動きは鈍く、膠着感が出ていますがこれもまた空売りの残高などが異常な状態であるということも上にも下にもいかない要因となっているのではないかと思います。

膠着状態のときは無理に売り買いをすると高値で買って安値で売るということ、あるいは損切りばかりということになりかねないのですから、しっかりと慌てずに取引をする必要もあると思います。また、動かなくても利益が出るような取引手法を勉強するということも必要です。上がっても下がっても動かなくても慌てずにしっかりと取れるところを取っていくということで良いのだと思います。

米国株はまちまちですが、米国でハイテク銘柄が堅調となったことで為替が落ち着けばハイテク銘柄などを物色する動きで堅調な展開が期待されます。ただ、肝心な為替は米金利低下の影響で円高に振れており、上値は重くなりそうです。日銀の金融政策決定会合も行われており、買い戻しを急ぐ場面も出てくるかもしれません。積極的に買い上がるということもなさそうですが、大きく売られたものが反発ということもありそうです。

2万円を割り込み、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も一時19,900円を割り込む場面も見られるなど下値を試す動きはありそうです。ただ、一方で米ハイテク銘柄などが堅調なので、為替さえ落ち着けば2万円を割り込む場面では買いも入りそうです。引き続き2万円を挟んでの動きとなりそうです。

■本日の投資戦略

米国の金利動向や世界的に金融政策などに振らされているという感じです。日銀の金融政策決定会合も特に何もないのでしょうが、「何かあると困る」ということで持高調整の売り買いが中心となりそうです。積極的に買い上がるには決算を見てから、ということになるのでしょうし、円高が進むということでもないと売り込みにくいということもありそうです。

いずれにしても世界的な金余りに変化がみられるということは間違いないのでしょうから、あとは目先の金利動向や企業業績に反応することになりそうです。為替に関係のないところで好決算を発表するような銘柄が2~3銘柄出てくれば上値を試すこともあるのでしょうが、為替や金利をにらみながら先行きへの不安が出てくれば手仕舞い売りに大きく押されるということもありそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:7/19(水) 8:10
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