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習近平が「プーさん」、安倍首相は「イーヨー」 中国「発禁画像」に日本でも「そっくり」

7/19(水) 18:02配信

J-CASTニュース

 中国では、政府の批判などにつながるようなキーワードが、検索エンジンやSNSから「消える」ことは日常茶飯事だ。たとえば、2017年7月13日に民主活動家・劉暁波氏が亡くなった直後には、追悼の書き込みが次々と削除され、話題になった。

微博で「プーさん 習近平」で検索すると…

 ところが、最近「消えた」のは「くまのプーさん」という、およそ政治的とは思えない言葉だ。しかも、それには日本の安倍晋三首相もからんでいるという。

■オバマ元大統領は「ティガー」

 実際に、中国の代表的なSNS「微博(ウェイボー)」を見てみよう。習近平国家主席の名前で検索すると、習主席に関するニュースなどが表示される。また、「プーさん」の中国版タイトル「小熊維尼」と打ち込んでも、問題なく画像などが出てくる。ところが、「習近平 小熊維尼」と続けて入力すると、

  「関連の法律法規と政策により、検索結果は表示されません」

とのメッセージが。

 海外メディアなどの報道によれば、最近、ウェイボーを含む中国のウェブサービスで、「プーさん」を含む書き込みができない、プーさんの画像が使えなくなる、などの事態が続出しているという。

 理由は、中国のネットで以前から、習主席を「プーさん」になぞらえて皮肉る投稿が続いていたからだ。恰幅のいい体型、丸顔で小さめの目など、確かにプーさんに似ていなくもない。特に2013年、米国のオバマ大統領と会談した際には、2人が並んで歩く写真と、プーさんと虎の「ティガー」が歩くイラストを組み合わせた画像が「そっくりだ」などとして拡散した。

 これまでも、こうした画像はたびたび削除されてきたが、その規制がさらに強化された形だ。英BBCは、5年に1度の中国共産党大会を17年秋に控え、習主席の権威を強化するための処置では、との見方を示している。

「日本ではイーヨーが検閲されるようになるのかな?」

 安倍首相も、実はネタにされている。2014年の首脳会談で2人が握手している写真に、同じようなアングルの、プーさんと「イーヨー」が並んだイラストを付け加えた画像がそれだ。イーヨーは気弱なロバのぬいぐるみで、独特の垂れ目が特徴となっている。習主席とプーさんが、ともに少し顔を伏せた表情なこともあって、不思議と「シンクロ」した画像ができあがってしまった。

 今回の遮断報道で、この画像が日本国内でも改めて拡散したことで、ツイッターでは、

  「安倍晋三イーヨー説は流石に大草原」
  「習近平のプーさんはどうでも良い。それよりも、安倍首相のイーヨーが本当に似てて最高だなw」
  「日本ではイーヨーが検閲されるようになるのかな?」

などと、安倍首相とイーヨーの「そっくり」さに笑いが広がっている。

最終更新:7/19(水) 18:02
J-CASTニュース