ここから本文です

工業系2校、子ども指南へ 沼津夏まつりで体験講座

7/19(水) 17:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 沼津工高と沼津高専の生徒、学生が第70回沼津夏まつり(29、30日)の会場で、子どもを対象にした工業技術の体験講座の講師役を担う。沼津商工会議所青年部と地元高校生らが連携して地域の特色を打ち出す2年前からの取り組みの一環。「ものづくりの達成感をさらに若い人たちに伝えたい」と意気込む。

 沼津工高は30日に、木製のいすやレンガ橋、カルメ焼きの製作コーナーを設ける。このうち建築研究部が担当する部門では、ホワイトウッドの板13枚をくぎや接着剤で貼り合わせ、高さ約40センチのいすを作る。

 部員12人はこのほど、横切り盤やかんなを使って55セット分の部品作りを始めた。3年生の斎藤昌輝部長(17)=御殿場市=は「自分の手を動かして製品を完成させる楽しさを体感できる」と自信を見せる。

 沼津高専は電子制御工学科が29、30の両日に出展。青木悠祐講師の研究室の学生ら約10人が、車輪付きの小型自立移動ロボットのプログラミングを指導する。CPU(中央演算処理装置)や基板、配線などがアクリル板越しに透けて見えるロボットを自走させる。

 5年生の部谷若菜さん(19)=函南町=は「身近に存在する機械がどうやって動いているかを考えるきっかけになる」と受講を勧める。ブースには人型ロボット「Pepper(ペッパー)」も置き、クイズなどを行う。

 沼津商議所青年部の小栗雄介会長は「子どもたちを未来に導く水先案内人として活躍してほしい」と期待する。

静岡新聞社