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もうただのメロコアとは呼ばせねえ!COUNTRY YARD、灼熱ツアー終幕

7/19(水) 17:59配信

音楽ナタリー

COUNTRY YARDが7月15日に東京・新代田FEVERにてライブツアー「ONE TOUR」の最終公演を開催した。

【写真】bacho(撮影:半田安政[Showcase])(他26枚)

このツアーは彼らが最新シングル 「ONE」を携えて6月より実施していたもの。ツアーファイナルのこの日は、ゲストにbacho、Crystal Lakeを迎え、超満員のオーディエンスと共に灼熱の中で熱演が行われた。

トップバッターのbachoは「COUNTRY YARD、ツアーお疲れ様!」と労いの言葉をかけ、「大いなる助走」でライブをスタートさせる。北畑欽也(Vo, G)は前半に熱唱を繰り返し、「夢破れて」ではメランコリックな演奏に乗せ話しかけるように歌うなど、緩急つけたボーカルでファンを魅了していった。また北畑は「いつまでもこういう、大好きなバンドとライブができる夜がいつもあるように、努力していきたい」としみじみと語った。

「COUNTRY YARDファンがトラウマになるくらいのステージダイブを……俺らがやるのと、お前らがやるのとどっちが多いか勝負しようぜ」とオーディエンスを焚き付けたCrystal Lakeは、その言葉通り、序盤からRyo(Vo)、Yudai(G)が次々とフロアへダイブ。ファンも所狭しとフロア、ステージを暴れ回り、場内は異様な熱気に包まれていく。「Prometheus」や「The Fire Inside」といった重厚なサウンドを叩きつけたのち、Ryoは「これを超えてみんかい、COUNTRY YARD!」と言い放ち、ステージをあとにした。

COUNTRY YARDのアクトではKeisaku “Sit” Matsu-ura(Vo, B)が「みんなの時間だぜー」とメロディを付けて口ずさむ。オーディエンスが沸いたところでバンドはメロディアスな「I'll Be With You」を投下。さっそくオーディエンスはモッシュやクラウドサーフ、ステージダイブを繰り返して場内は大盛り上がりに。そんなフロアを観てSitは「何回も言ってるだろ、お前らの時間だ!」とさらに挑発し、バンドはシングル収録曲「Lights Awake」「All For One」を立て続けにプレイする。曲中でSitがフロアを見渡し手招きすると、場内からは盛大なシンガロングが発生した。その後もHayato Mochizuki(Vo, G)とYu-ki Miyamoto(G, Cho)、Masayuki Yamazaki(Dr)は何度も向かい合って息を合わせ、Sitはオーディエンスに負けじと拳を突き上げるなど、4人は熱演を続ける。

MCではSitが「とにかく笑って帰ってほしい」と思いを口に。またこの日は最前列の柵を外していることをMiyamotoが明かすとSitが「サファリパークに柵がないのと一緒だわ」と笑ってみせる場面も。メンバーチェンジを経て「ONE」をリリースし、ツアーを回ったことについて、Miyamotoは「状況が変わってもポジティブにバンドができるようになって幸せです」と笑顔を見せる。また昨年COUNTRY YARDに加入したYamazakiは「おかげさまですごく楽しいです」と顔をほころばせた。

終盤、Sitが「言いたいことがなくなるほど、ライブが楽しいです。言いたいことは全部歌と一緒に流れていて、それを1つ残らずみんなに受け取ってもらえてる気がして、バンドって言うか……COUNTRY YARDって最高だなって思ってます。ありがとう」と感謝の言葉を述べると、フロアからも「ありがとう」という声がいくつも飛んだ。さらに「日本のシーンを変えようとかそういうことじゃなくて、とにかくライブハウスを楽しくしていこう。そしたら自然と変わっていくさ! あとちょっと俺たちに任しとけ!」と叫び、バンドは迫力ある演奏で「Elegia」「Quark」を届ける。ラストナンバー「Starry Night」ではフロアから盛大なシンガロングが発生する中、ステージ袖から関係者や仲間のバンドマンが次々とステージダイブを繰り返すという愛のある展開に。ハッピーなムードの中、バンドは本編を終えた。

アンコールでバンドはフルアルバム「COUNTRY YARD」を9月20日にリリースすることを発表。Sitが新作について「本当にいいものができた」と胸を張ったのち、バンドはライブを再開する。「Always Be Here」では冒頭のフレーズを歌い上げたのちSitが「もうただのメロコアとは呼ばせねえぞ、俺たちが東京のCOUNTRY YARDだ!」とシャウト。彼の言葉を合図に演奏は力強くなり、シンガロングパートの前にはSitが「みんなに会えてよかったー!」と万感の思いを叫ぶ。バンドはさらに「Don't Worry, We Can Recover」を届け、すがすがしい表情でライブツアー「ONE TOUR」の幕を下ろした。

バンドは9月9日に東京・LIQUIDROOMにて自主企画イベント「BROTHERHOOD vol.31」を開催。9月29日からはニューアルバムを携えてレコ発ツアー「COUNTRY YARD presents TOUR 2017 -THIS IS COUNTRY YARD-」を実施する。

COUNTRY YARD「ONE TOUR」
2017年7月15日 新代田FEVER セットリスト
bacho
01. 大いなる助走
02. 僕はかげろう
03. ショートホープ
04. 夢破れて
05. 決意の歌
06. さよなら

Crystal Lake
01. Matrix
02. Mercury
03. Six Feet Under
04. Open Water
05. Prometheus
06. The Fire Inside

COUNTRY YARD
01. I'll Be With You
02. Universal Hour
03. Colors
04. Lights Awake
05. All For One
06. In Your Room
07. Seven Years Made My Now
08. Hold On
09. Far Flower
10. Homeward Journey
11. Elegia
12. Quark
13. Starry Night
<アンコール>
14. Always Be Here
15. Don't Worry, We Can Recover

COUNTRY YARD「BROTHERHOOD vol.31」
2017年9月9日(土)東京都 LIQUIDROOM
<出演者>
COUNTRY YARD / NUBO / STOMPIN' BIRD / Age Factory

COUNTRY YARD presents TOUR 2017 -THIS IS COUNTRY YARD-
2017年9月29日(金)千葉県 千葉LOOK
2017年9月30日(土)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
2017年10月1日(日)栃木県 宇都宮HELLO DOLLY
2017年10月4日(水)青森県 八戸ROXX
2017年10月6日(金)岩手県 盛岡club change
2017年10月7日(土)宮城県 SENDAI BIRDLAND
2017年10月20日(金)石川県 vanvanV4
2017年11月14日(火)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2017年11月15日(水)岡山県 CRAZY MAMA 2nd Room
2017年11月17日(金)熊本県 Django
2017年11月18日(土)福岡県 Queblick
2017年11月19日(日)香川県 高松TOONICE
2017年12月1日(金)愛知県 APOLLO BASE
2017年12月3日(日)大阪府 FANDANGO

最終更新:7/19(水) 17:59
音楽ナタリー