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ふるさと納税 豪雨被災地で急増 農業復興 願う声 福岡、大分

7/19(水) 7:01配信

日本農業新聞

 九州北部を襲った豪雨の被災地に対し、ふるさと納税による寄付が急増している。福岡県朝倉市では、雨が降り始めた5日以降、17日までに、昨年7月1カ月分の4倍近い寄付が寄せられた。大分県日田市でも、同期間の寄付額が昨年7月の3倍ほどに達した。被災した農村を気遣い、農業などの復興を願うメッセージも多く寄せられている。

 朝倉市には、17日までに昨年7月の3倍を超える4194件の寄付が寄せられた。額は7682万5603円に達した。豪雨の被害で、特産の果樹などの返礼品は送れない状況だが、寄付だけの申し出が相次いでいる。

 日田市も同期間で、2608件4430万4398円が集まった。現時点では、梨などの返礼品は通常通り提供できる状態だ。

 福岡県東峰村は「集計はできていないが、寄付が増えているのは間違いない」(住民税務課)という。福岡県や同県宗像市、宮崎県綾町も同村への寄付の受け付けを代行している。

 各市村には「災害に負けず頑張ってください」などと、寄付者からのメッセージも寄せられている。「おいしい果物がまた食べられる日が来るまで寄付を続けたい」「農産物を購入するなどして応援したい」など、農業復興を願うものも多い。

 被災地は「全国からの応援に、本当にありがたく思っている」(朝倉市ふるさと課)と受け止める。集まった寄付金は公共土木や農業などの復旧事業費などに充てる考えだ。寄付の方法などは各市村のホームページなどで見られる。

日本農業新聞

最終更新:7/19(水) 7:01
日本農業新聞