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幼稚園の夏季保育ってなに?

7/19(水) 12:04配信

ベネッセ 教育情報サイト

幼稚園生活に保護者もお子さまもやっと慣れきたと思ったら、もう季節は夏。
幼稚園にも、長い夏休みがあります。長い夏休みを、どのように過ごすかは保護者の頭を悩ませる種ですよね。
そんなときに助かるのが、夏季保育です。多くの幼稚園で行われている夏季保育とは一体どんなことをするのか、内容や目的についてもあわせてご紹介していきます。

夏季保育とはいったい何?

夏季保育とは、幼稚園が夏休みの期間中、幼稚園に登園することです。夏季預かりと呼ばれることもあります。
幼稚園は文部科学省の管轄のため、小学校や中学校と同様に、夏休み、冬休み、春休みという長期休暇が設けられています。特に夏休みは7月20日前後から8月末頃まで1ヶ月以上というところも多く、長期に及ぶもの。そのため、夏季保育を実施する幼稚園が数多くあります。
夏季保育は、幼稚園の預かり保育の一環として行われている園もあるため、預かり保育を行っていない園では、実施されていない場合もあるようです。

夏季保育をする目的とは?

長い夏休み期間中に夏季保育が行われている目的は大きく分けて3つあると考えられます。

1.新学期に向けた慣らし
夏休みが始まるのは、入園したばかりのお子さまがようやく園生活に慣れ、落ち着いて通い始めたころ。慣れはじめた園生活から再び離れ、長い夏休み期間、一日中家で保護者など家族と一緒に過ごすことになります。

幼稚園に通っていた時の生活を保つことは難しく、例えば、食事の時間や早寝早起きなどの整った生活リズムも、毎日休みが続くと崩れていくこともあるでしょう。夏休みに自由に過ごしていたお子さまが、休み明けに幼稚園に行きたくない気持ちになり「幼稚園に行かない」とぐずってしまうこともあるかもしれません。そのため、新学期に向けた準備の一環として、夏季保育を利用することもあります。

そうした場合、夏季保育の目的は、長い休みが終わってからスムーズに幼稚園生活のスタートが切れるようにすることです。期間は、お盆明けから続けて登園する場合や、曜日を決めその日だけ登園する場合などがあり、特に夏休み後半に短期間登園することが多いようです。また、登園日が決まっている幼稚園もあるなど、園によりさまざまな形で行われています。

2.保護者が働いている
お子さまを保育園に通わせる保護者のほとんどは、仕事をしています。
一方、幼稚園は預かり時間が短いため、働いていない保護者が通わせているというのがほとんどでした。

しかし、待機児童の問題により、保育園に入園できなかったお子さまの受け皿として、それを担っている幼稚園も出てきています。特に働く保護者の利用が増えているのが、幼稚園の正規時間以外の早朝や夕方にも預かってくれる延長保育・預かり保育を行っている幼稚園や、認定こども園などです。
働く保護者が、夏休みも変わらず幼稚園に預けられることも目的とし夏季保育は行われています。

3.園行事のため
幼稚園には行事がたくさんあり、夏休み期間中も普段の園生活では体験できない、夏ならではの季節を感じさせるプログラムが組まれています。そのため、行事のときは登園し夏季保育をすることがあります。

例えば、夏休みの前半にはプール、夏休みの後半には夏祭りを開催する園もありますし、年長になると多くの幼稚園では一泊二日のお泊まり保育を行います。幼稚園のお友だちと長い時間一緒に過ごす機会が設けられ、夏休み期間中に行われる場合が多いようです。

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