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岸博幸氏 「萩生田氏の“記憶にない”発言はアウト!」

7/19(水) 17:30配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
7月19日(水)の放送では、24日(月)にも開催される見込みの衆議院の閉会中審査について、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんに話を伺いました。


「加計学園」の獣医学部新設計画などをめぐる今回の閉会中審査ですが、岸さんが関係者に聞いた話によると、24日には安倍総理のほかに和泉洋人内閣総理大臣補佐官も出席する模様です。それを鑑みると、「先週(10日)の閉会中審査の繰り返しにならないかと心配しています」と岸さんは警鐘を鳴らします。

「バックグラウンドで何があったかをしっかり説明することが大事なんですが、先週の閉会中審査では、萩生田官房副長官が『記憶にありません』と言ったんです。私はこの発言はアウトだと思います。記憶にないのであれば、徹底的に色んな関係者に話を聞いてメモを見て調べるべきなのに、このひと言で政府の説明は全部信用なくなるんです。今回は明快なことが言えるのかが大事ですが、現状その可能性は高くないと思います。官邸も内閣府も自民党も、閉会中審査に対する危機意識がまだ弱いんじゃないでしょうか。そこで何を答えるのかが重要なのに、与党は和泉補佐官という野党から名前が出た人を出せば良いんだろうと思っている節があるんです」と持論を述べる岸さん。

さらに、政府関係者について批判を展開。
「閉会中審査について政府の関係者がよく言っているのは、参考人として自民党が呼んだ人間がそれなりにしっかり答弁し、かつ与党が前川前次官を追い詰めた様子をメディアがあまり報道してくれなかった。メディアが野党や前川さんに有利な報道をしていた、印象操作だと言うんですが、これは言い訳だと思います。『記憶にない』と言っている限りは国民の信頼は戻らないし支持率は上がりません。来週の閉会中審査が開催される場合は安倍政権の本当の試金石になるでしょう」と話していました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年7月19日放送より)

最終更新:7/19(水) 17:30
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