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稲田朋美氏に自衛隊配備要望 福井県知事

7/19(水) 18:26配信

福井新聞ONLINE

 2018年度政府予算の概算要求に向け、福井県の西川一誠知事と嶺南6市町の首長らが18日、稲田朋美防衛相に対し、15基の原発が立地する嶺南地域に自衛隊を配備するよう要望した。稲田防衛相は「嶺南の原発防護、災害救援に関する自衛隊の体制が十分であるか、検証するよう指示している」と応じた。

 北朝鮮がミサイル発射や核実験を続けている状況を踏まえ、要望書では▽有事の際、迅速な事態対処を可能とする自衛隊基地を整備し、嶺南地域へ自衛隊の配備を▽大型ヘリコプターによる避難支援体制の強化を―と求めている。

 要望で知事は「嶺南地域での武力攻撃事態の危険性は格段に高まっている。嶺南は山に囲まれ、天候不順などで実動部隊の参集の遅れがあってはならない」と訴えた。稲田防衛相は8月下旬に行う県総合防災訓練に陸海空の自衛隊が参加することを明らかにした上で、「嶺南地域でヘリによる機動展開も実施し、対応に要する時間がどれくらいか、ヘリの展開基盤が十分なのかについても確認したい」と述べた。

 また、「次期中期防衛力整備計画において、要請の点についてさまざまな観点からしっかり検討していきたい」と強調した。