ここから本文です

<高校野球>朝霞、シード西武台に勝利 6年ぶり16強、力の根幹は

7/19(水) 10:30配信

埼玉新聞

 (18日・第99回全国高校野球選手権埼玉大会)

 朝霞は3―3の六回に黒沢の2ランで勝ち越し、六回途中から登板した氏家が守り抜いた。西武台は八回の好機を生かし切れなかった。

▽4回戦
西武台
200001010|4
10020200×|5
朝霞

■力証明「大人の野球」

 16日に延長十一回を戦った疲れも何のその。Dシード西武台を1点差で振り切り、6年ぶりのベスト16入りだ。

 決勝点は追い付かれた直後の六回2死一塁で1番黒沢が放った一発。表に同点とされたきっかけになった失策を悔やんだ黒沢が「取り返す」と発奮し、カウント3ボール1ストライクから「ストレートに張っていた」と高めの直球を左中間スタンドに突き刺した。

 決勝弾に目を奪われがちだが、奮闘した投手陣の存在も大きかった。先発倉田、二~六回途中までつないだ中嶋はともに2年生。「先輩たちともっと野球がやりたい」と中嶋が気持ちでつなぎ、最後は3年生のエース氏家がしのぎ切った。今井監督も「先輩たちの夏を終わらせないという気迫があった。2年の2人を褒めてやりたい」とうれしそうだった。

 朝霞といえば、「粘り」や「延長戦」といった言葉が思い浮かぶが、「それだけでは勝てない」と主将の岩崎。伝統にプラスアルファしてきたのは考える力。先制されても、追い付かれても、焦らずに自分のやるべきことを考えて実行する。今井監督の言葉を借りれば「“大人の野球”ができるようになった」。

 練習内容も今の自分たちに必要な練習が何かを考えて、監督に提案することもある。選手たちの自立が今年の力の根幹にあった。

 胸を借りるつもりで挑んだ一戦でシードを破り、やってきたことが間違っていなかったと証明できた。岩崎は「自信になった」と誇らしげ。次は、さらなる強敵のBシード春日部共栄が待ち構える。シード勢を連破して、旋風を巻き起こす。

最終更新:7/19(水) 10:30
埼玉新聞

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合10/19(木) 13:25