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京王電鉄16年ぶり新車5000系登場 有料着席列車運転へ 座席は3変化

7/19(水) 16:43配信

乗りものニュース

京王の歴史になかった外観デザインと「5000」の意味

 京王電鉄が16年ぶりに投入する新型車両5000系が2017年7月19日(水)、報道陣へ公開されました。

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 同社は2018年春から、通勤利用などを想定した有料の座席指定列車を初めて運行する予定で、この5000系はそれに向けて製造された車両。京王電鉄の新しい時代を担うべく、さまざまな新しい特徴を持っているのがポイントです。

 この新型車両が持つ「5000系」という車両形式は、1963(昭和38)年に登場し鉄道友の会から「ローレル賞」が贈られるなど、京王電鉄を代表する“名車”ともいわれる初代5000系の名を受け継ぐもの。首都圏の各私鉄で着席需要の取り込み、沿線価値の向上を目指し、有料の座席指定列車が増えるなか、このたび多数の「新しさ」「京王初」を携えて登場する新型車両5000系にかける京王電鉄の意気込みが、その「5000」にもうかがえます。

 まず外観について、新型車両の5000系は先頭車両の長さが従来より500mm延長され、これまでの京王車両にはなかった流線形風のシャープな先頭形状に。既存車両との違いが明確化された、新しい時代の到来を想起さるものになっています。

 スカート(車両前面の下部にある、線路上の障害物を車輪部分へ巻き込むのを防止するもの)も、そうしたやや流線形をした車体に合う丸みを帯びた立体的な形状で、京王電鉄のコーポレートカラーである鮮やかな「京王レッド」が目を引きます。前照灯も、シャープな先頭部分に合わせた形状にされました。正面のカラーリングに用いられている「黒」は、スマートな列車を表現しているそうです。

 前照灯にはLED、行先表示器には視認性の高いフルカラーLEDを採用。また車体には、ステンレス板をレーザー溶接でつなぎ合わせる総合車両製作所の軽量化構造ステンレス車両「sustina(サスティナ)」が使われており、従来のステンレス車両で見られた「つぎはぎ感」を解消、滑らかに美しく仕上げるとともに、車体の強度も向上させたといいます。

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