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マクラーレンへのパワーユニット供給、メルセデス&フェラーリは興味なし? ホンダとの関係は夏までに最終決定

7/19(水) 20:45配信

motorsport.com 日本版

 今シーズン10戦を終え、わずか2ポイント獲得にとどまっているマクラーレン・ホンダ。両者の苦戦も3年目を迎え、マクラーレン側はホンダとのパートナーシップ解消を検討しているようだ。

【写真】イギリスGPでも30グリッド降格。最終的には燃料ポンプのトラブルでリタイアしたフェルナンド・アロンソ

 しかし、マクラーレンのエグゼクティブディレクターであるザク・ブラウンは、メルセデスとフェラーリは、マクラーレンの苦戦を楽しんでいるようだと示唆した。

「我々は素晴らしいチームだ。これまでマクラーレンは、レースやチャンピオンシップに勝つ能力があることを示してきた」

 そう、ブラウンは『Sky Sports』に語った。

「しかし他チームの中には、”今の我々”を見て楽しんでいるチームがある」

「彼らは、再び我々が自分たちにとっての”脅威”になるのを恐れている。その恐怖は理解出来る」

 メルセデスとフェラーリの態度を鑑みれば、もしマクラーレンがホンダとの関係を解消した場合、パワーユニットの供給元としてルノー以外に選択肢はないだろう。

 motorsport.comの調べによれば、ルノーとの契約は不可能ではないものの、ルノー側が熱望するようなものではないようだ。信頼性に問題を抱えているルノーは、4チームへとパワーユニットの供給を拡大することで、その問題に悪影響を及ぼす可能性を危惧しているからだ。

 フェルナンド・アロンソは、来季の準備を整えるためにも、パワーユニットの供給先を迅速に決定する必要があるとチームに迫っている。ブラウンも、マクラーレンはホンダとの関係を継続するかどうか、今夏に最終決定をする必要があると述べた。

「様々なシナリオについて、ホンダと話している」とブラウンは語った。

「我々は、最終的にはホンダが仕事を成し遂げることができると考えている。彼らが過去そうだったように」

「開発がより速いペースで行われるようにする必要がある。我々は現在、2018年マシンに取り掛かり始めている。これまでのところ、(パワーユニットの)構造を知る必要がないところまでしか進められていない」

「だから、我々はそう遠くない夏のことを考えている。ホンダが前進していく中で、我々がどうするかを確定させる必要がある」

「これ以上、競争力がない状態を続けることはできない。マクラーレンはそのためにレースをしているわけではない。もう3年になる。だから我々は劇的なパワーの”調整”か、何か違う道が必要なんだ」

「我々もフェルナンドのように、レースに勝ちポディウムに上がりたいと思っている。現在の状態ではそうすることはできない。だから、何かを変える必要がある」

Roberto Chinchero