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主婦作家の自慢の一品  陶器、バッグ、スタンプ…  新丸子のカフェで「手作り市」

7/19(水) 11:19配信

カナロコ by 神奈川新聞

 陶器を使った小物やフェルトニット製バッグ、消しゴムスタンプなど、川崎市内に住む30~50代の主婦作家4人の手作り作品を自ら販売する「ハンドメイドマルシェ」(手作り市)が、東急線新丸子駅近くのカフェで毎月開かれている。パリコレの衣装を作っていたころの技術を生かしたり、趣味の延長で始めたりと、個性も作品もさまざまだが、「直接話をしながら購入できる」との気安さが好評だ。

 店は、中原区小杉町の新丸子商店街の中にある「サルクカフェ」。25平方メートルほどの店を毎月第1水曜(8月から第1木曜)の定休日に「Pressie(プレジー)ハンドメイドマルシェ」としてオープン(正午~午後4時)。カウンターや壁にバッグや手鏡、小銭入れなど、ファンシーでデザイン豊かな小物が並ぶ。

 4人は、フェルトニット製バッグを作る藤山佐和子さん(同区在住)と、ポーセラーツ(芸術的な磁器作品)のインストラクターでアクセサリーなども手掛ける安丸未恵さん(同)、古い着物から和小物の創作や季節の草花でリースなど制作している大蔵優子さん(幸区在住)、消しゴムはんこを作っている柏崎真理子さん(同)。

 マルシェは、同カフェの森山理砂店長が、顧客の藤山さんが持っていたカラフルなバッグを気に入り、購入先を尋ねたのがきっかけ。藤山さんの手作りと知り、販売を提案。「1人では心細いので」と仲間に声を掛け、2月に始まった。

 かつてパリコレや東京コレクションのニットの衣装をデザイナーの指示で作っていた藤山さん。かわいいイラスト入りはんこが子どもたちに人気の柏崎さんは、長女が幼稚園に通っていた頃の所持品に名前を付けるために始めたという。

 それぞれブランド名も付け、作品を自宅で販売したり、インターネットで販売したりしてきたが、「ニットのぬくもり、柔らかさはネットでは伝わらない」「作っている思い、ストーリーを話しながら販売できる」と対面販売のメリットを強調する。

 中原区内では、ケーキ店で同様に陶芸品やこぎん刺しの小物などを販売するマルシェが行われたほか、6月には商店街と協力して作家21人による「小杉てづくり市」も開催。主婦作家の活動が広がりつつある。