ここから本文です

飛べないツバメの成長見守る 津幡の山下さん、保護し餌与える

7/19(水) 2:36配信

北國新聞社

 津幡町七野の無職山下正治さん(76)が軽トラックの荷台の中で飛べなくなっていたツバメを保護し、1日5回の餌やりを続けながら、自然に返るまでの成長を温かく見守っている。

 ツバメは体長約10センチで、8日朝、自宅近くの畑で夏野菜の収穫をしている時に荷台にいるのを見つけた。しばらく飛び立つのを待ったが、羽をばたつかせても飛ぶことができず、荷台に乗せたまま自宅に連れ帰った。

 帰宅後、山下さんがホームセンターで購入した虫をピンセットで与えると、最初はなかなか食べずに苦労した。地面に置いて与えるなどするうちに徐々に慣れ、最近では手や肩に乗って「ピーピー」と鳴いて餌をせがむまでになった。

 いしかわ動物園(能美市)や日本野鳥の会(東京)によると、巣立った直後で上手に飛べないツバメが迷い込んだとみられる。ツバメを飼うことはできないが、自然に返すまでの一時的な保護なら問題ないという。

 山下さんは「もういつ外に出て行ってもおかしくない。元気に巣立って、また来年うちに帰ってきてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/19(水) 2:36
北國新聞社