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【個別銘柄】東宝が大幅高、昭電工高い、指数除外観測の明電舎安い

7/19(水) 11:43配信

Bloomberg

19日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

東宝(9602):前日比7.4%高の3650円。2017年3ー5月期(第1四半期)の営業利益は前年同期比36%増の174億円だったと18日に発表した。映画営業事業で「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」や「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」がシリーズ記録を更新、映画興行では「美女と野獣」が大ヒットした。18年2月期の営業利益計画を409億円から450億円に上方修正した。前期比減益率は19%から10%に縮小する見込み。野村証は今期営業利益予想を従来の400億円から会社計画を上回る470億円に増額し、目標株価も3260円から3460円に上げた。

昭和電工(4004):4.9%高の3035円。野村証券は投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1500円から3450円に引き上げた。黒鉛電極の市況の急回復やデータセンター向けのハードディスクメディア、石油化学の予想以上の好調を業績予想に織り込んだ。17年12月期の営業利益予想を従来の396億円から600億円に(会社計画545億円)、18年12月期は354億円から700億円に増額した。

明電舎(6508):4.6%安の376円。野村証券は10月に日経平均株価の構成銘柄で定期見直しがあると予想し同社が除外候補になりうると指摘した。見直しは市場流動性と業種の偏りの2つの観点から選定され、同じく除外候補と予想した北越紀州製紙(3865)は4.3%安となった。一方、代替候補には高流動性銘柄のうち消費セクターのリクルートホールディングス(6098)、運輸・公益セクターの日本航空(9201)を候補に挙げた。リクルトHは3.1%高、JALは0.6%高。

アステラス製薬(4503):2.2%高の1367.5円。ドイツ証券は投資判断「買い」で調査を開始した。将来の特許切れや前立腺がん治療剤「エクスタンディ」の成長懸念から同業他社比でPERが大幅な割安で、弱気シナリオはすでに織り込み済みと分析。多額のネットキャッシュを保有しており、約4%の株主還元利回りと安定的な中期利益といった同証予想に基づき、ディフェンシブ銘柄として優れた選択肢と評価した。

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最終更新:7/19(水) 15:19
Bloomberg