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松居一代 不倫疑惑だけで「船越の役員解任」は“不当”

7/20(木) 11:00配信

東スポWeb

 泥沼離婚騒動の渦中にあるタレントの松居一代(60)が17日に投稿したユーチューブの動画内容が物議を醸している。松居は夫の俳優・船越英一郎(56)がかつて、自身の個人事務所の取締役を務めたという事実を告白。さらに、船越が作家の大宮エリー氏(41)とただならぬ関係にあるとして「取締役を辞めさせた」と暴露した。専門家によれば、不倫疑惑の段階で役員をクビにするのは“不当”で、一般的に社長・松居は損害賠償を負わねばならない可能性があるという。

 松居は13~17日に投稿した動画で、過去に船越が大宮氏とただならぬ関係にあったと訴えていた。一連の動画によれば、松居は2010年9月23日、船越と大宮氏がやりとりした手紙を発見。その文面を見て、友人関係を超えた親密関係にあると直感し、大宮氏側に内容証明を送りつけて抗議したと告白した。

 この主張を受け、大宮氏の事務所は16日、公式サイトで「事実誤認甚だしく、大変迷惑な話しです、と一言だけ発表させて頂きます」などと表明。不倫疑惑を完全否定した。

 一方、松居は17日の動画で、大宮氏とただならぬ関係にあった船越への「制裁」として「彼と彼の付き人は私の会社の役員、そして従業員でもあったのです。ケジメとして私は役員を辞めていただきました」と説明。松居はタレントにして個人事務所「ダブル・ワン」の代表取締役を務めているが、松居が動画で公開した書面によると、松居は10年9月末、船越を同事務所の取締役から“解任”したという。

 この事態に芸能界は騒然。そもそも松居の事務所の役員に船越が名を連ねていたことは知られていなかったからだ。

 同事務所の法人登記簿によると、確かに船越は本名の「船越栄一郎」で同事務所の取締役に02年3月26日に就任。船越と大宮氏の親密なやりとりの手紙を松居が10年9月23日に発見したわずか5日後の同月28日に「辞任」と記されている。やはり鬼嫁、恐ろしい…。後任として即日、当時大学生だった一人息子(27)を就任させている。

 松居の動画や登記簿の内容を総合すると、船越が大宮氏と飲食をともにする関係だったのは間違いないとわかるが、男女の関係=不倫の決定的証拠はなく、あくまで疑惑の段階で松居は船越を役員の座から追い払ったことになる。

 これは法的に問題はないのか。企業法務に詳しいアディーレ法律事務所の池田辰也弁護士は「松居さんの事務所の株式の保有率がどのようになっているかハッキリとは分かりませんが」と断った上で「松居さんが100%の株式を保有する株主だった場合、実質的には松居さんの一存で取締役を解任することはできます」と説明。

 問題は、正当な理由なしに取締役を解任した場合、会社は取締役に対し、解任に伴う損害賠償をしなければならないとされる点だ。

 池田弁護士は「『不倫していると思った』という理由は、正当な理由として認められない可能性は高いと考えられます」との見解。松居が船越に対し、解任によって生じる賠償責任を負う可能性を指摘した。

「不倫疑惑をつかんで“即役員クビ”は拙速ではないか。激情家の彼女らしいといえばそれまでだが…。“不倫男に役員報酬など支払うか!”という思いなのだろう」と芸能プロ関係者は、松居を心情的には理解するものの、クビは行き過ぎではないかとみている。

 松居の一連の“暴露劇場”ではこれまで様々な“法律違反疑惑”が挙がっている。

「『バイアグラ100ml男』『親友と不倫』などが名誉毀損に当たるでしょうし、船越さん宛ての手紙を開封しているならば、信書開封罪に当たるという指摘もある。船越さんが司会を務める番組をめぐり、SNSのフォロワーにNHKへの抗議を促すような書き込みもしているが、これは船越さんに仕事がなくなる恐怖を与えるという点で脅迫に当たる可能性もある」(別の法曹関係者)

 本紙は本人に取材すべく松居のケータイに電話したが、つながらなかった。

最終更新:7/20(木) 11:45
東スポWeb