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名古屋市立大病院から培養表皮の製造を受託、白斑や皮膚かいようの移植向け

7/20(木) 15:10配信

MONOist

 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングは2017年7月3日、名古屋市立大学病院から、培養表皮の製造を受託することを発表した。製造した培養表皮は、白斑や難治性皮膚かいようなどに対する培養表皮移植(再生医療)の臨床研究に用いるという。

 同社は、医薬品医療機器等法に基づく再生医療等製品の製造管理/品質管理の基準(GCTP)を満たす製造設備を所有。この設備を活用し、再生医療等製品の自家培養表皮と自家培養軟骨を製造・販売している。2015年10月には再生医療等安全確保法に基づいて厚生労働省から「特定細胞加工物製造許可」を取得し、細胞培養の受託事業を展開してきた。

 名古屋市立大学病院では、2017年7月より培養表皮移植に関する臨床研究を開始する。採取した患者の組織(切手大の皮膚)を同社へ送り、細胞培養加工施設で約4週間かけて皮膚由来の細胞をシート状に培養する。培養した細胞は名古屋市立大学病院へ送られて移植される。

 この臨床研究は、再生医療等安全性確保法における第2種再生医療等に該当する。大学病院としては、日本初の取り組みになるという。

 同社は今回の受託により、細胞培養の受託事業をさらに拡大していくとしている。

最終更新:7/21(金) 11:31
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