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刑法犯、過去最少 乗り物盗が大幅減 静岡県

7/20(木) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県警の20日のまとめによると、2017年上半期(1~6月)の県内の刑法犯認知件数(暫定値)は1万553件(前年同期比119件減)だった。8年連続で減少し、統計を取り始めた1980年以降で最少だった。自転車盗やオートバイ盗など乗り物盗が大幅に減少した。

 県警刑事企画課の今川桂一次席は「防犯灯、防犯カメラの増設や、自治体、地域、学校による自転車利用者に対する啓発活動などが実を結んでいる」と分析している。

 刑法犯のうち、窃盗犯が7342件(50件減)で、全体の69%を占めた。自転車盗1622件(206件減)、オートバイ盗202件(93件減)と乗り物盗の減少が目立った一方で、空き巣が328件(103件増)、出店荒しが233件(125件増)と侵入盗が大幅に増加した。

 殺人、強盗、放火などの凶悪犯は59件(11件減)。暴行や傷害など粗暴犯は946件(122件減)だった。

 振り込め詐欺など特殊詐欺の認知件数は213件(29件増)で、被害額は4億3007万円(2796万円減)。

 刑法犯全体の摘発件数は4518件(370件減)、摘発人員は3005人(35人減)。検挙率は42・8%(3・0ポイント減)だった。摘発人員のうち高齢者は803人(26人増)で、全体に占める割合は26・7%だった。

 凶悪犯の検挙率は96・6%(33・7ポイント増)と大幅に上昇した。今川次席は「初動段階から捜査員を大量動員して捜査した結果」と話した。

静岡新聞社