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GLM、独ボッシュと協業…EV向け車両制御ユニットを共同開発

7/20(木) 19:30配信

レスポンス

GLMは7月20日、独ボッシュ傘下でソフトウエアを電子制御の開発などを手掛ける「ボッシュエンジニアリング」と、車両制御の分野で協業すると発表した。

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今回の協業では、EVの駆動システムを制御する「VCU」(ビークルコントロールユニット)を共同開発。2019年の量産を計画している次世代EVスーパーカー『GLM G4』に搭載する予定だ。

共同開発するのは、車両の多機能を統合、制御できる高性能なEV専用のVCU。バッテリーマネジメントシステム(BMS)やモーターを駆動するパワードライブユニット(PDU)、車載用充電器(OBC)等の協調制御を行う重要パーツだ。GLMが構築した車両制御システムを基に、ボッシュのハードウエアを使いながら、ボッシュエンジニアリングと共同開発する。なおGLMは現在、完成車両の開発や販売のほか、車両の内部にあたるプラットフォーム部分の販売も行っている。そのため、今回のVCUの制御対象は、ボディ部分を除く車両内部に特化。他社の車両にも応用可能とし、完成車両とプラットフォームの両方を販売する戦略を進めていく。

両社は、2016年春から協業できる内容について協議を開始。細かな仕様について検討してきた。現在、VCU第1号試作機の開発を終えており、次世代EVスーパーカー「GLM G4」のプラットフォームに搭載し、機能確認を開始。ボッシュエンジニアリングの技術者が7月上旬から京都のGLM開発拠点を訪れ、同社技術者と共同で、8月上旬まで動作テストを重ねる。両社は今後も、VCUの精度をさらに高め、GLM G4に搭載する方向で引き続き共同開発を進め、EV乗用車の量産車として、ボッシュ製VCUを搭載した日本初の車両を目指す。

またボッシュは、車の機能をスマートフォン等で後から購入できる、VCUと連動したサービスも開発しており、GLMは同サービスの搭載も視野に入れているほか、協業領域を拡大し、自動運転の分野などでも、協力関係を深めたい考えだ。

《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》

最終更新:7/20(木) 19:30
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