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17年4月期“最も質の高いドラマ”は『リバース』~「コンフィデンス」ドラマ賞で2部門受賞

7/21(金) 4:00配信

オリコン

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が17年4月期(第8回)の結果を発表。力作揃いの中、湊かなえ原作の人気小説を映像作品として見事に昇華させた、TBS系金曜22時枠の『リバース』が「作品賞」、「脚本賞」の主要2部門を制した。

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 同作は従来、女性主人公の多い湊作品の中で、めずらしく男性を主人公にした物語で、友情、贖罪、そしてさまざまな愛について描かれたヒューマンミステリー。湊×TBSのタッグによる連続ドラマは『夜行観覧車』(13年1月期)、『Nのために』(14年10月期)に次いで3作目となり、スタッフは新井順子プロデューサーをはじめ、脚本家の奥寺佐渡子、清水友佳子両氏など、これまでの湊作品に携わってきた面々が再集結した。審査員からは、現在と過去を縦横無尽に行き交う時間旅行のようなストーリー展開や、ドラマの醍醐味である「次週が気になる仕掛け」の巧みさが支持されたほか、視聴者からは絶妙なキャスティングやシェネルが歌う主題歌「Destiny」についても、評価する声が多かった。なお、それぞれの受賞者のコメントは以下の通り。

■作品賞:『リバース』プロデューサー 新井順子氏

 作品賞と脚本賞をいただくことができ、とても嬉しく思っています。ありが
とうございました。作品賞は全スタッフ・全キャストの力がひとつになった
からこそ頂けるものだと思います。携わった1人ひとりの功績にもなります
し、それが何より嬉しいです。また、準備段階から脚本づくりは試行錯誤を
重ね、頭を悩ませた時期もありましたので、脚本賞を同時受賞でき本当に良
かったと思います。湊かなえ先生の作品の連続ドラマ化は3作目となりまし
た。今回は男性を主人公にした、前作よりポップな作品にしたいと考えまし
た。主演の藤原竜也さんは、頼りないけれど優しさに溢れる主人公・深瀬を
見事に演じてくださいました。チャンスがあれば深瀬と美穂子のその後も描
いてみたいですし、ラブコメなど明るいテイストのドラマもやってみたいで
すね。今後も面白い作品を作っていけるように頑張ります。

■脚本賞:奥寺佐渡子氏、清水友佳子氏

 脚本賞ありがとうございます。なにより原作者の湊かなえ先生には本当に感謝しています。連続ドラマの脚本はそれほど経験がなく、さらに今回はキャリアのなかでも一番といっていいくらい難しかったですが、監督やプロデューサーなどスタッフの方々と相談しながら、みんなで作り上げることができました。キャストの皆さんの演技は本当に想像以上でした。脚本に入る前に出演者の方々の過去の作品を観て、素敵なところや好きなところを私なりに理解してから執筆していったのですが、それ以上の魅力を感じました。皆さん、実力も人気も兼ね備えた方ばかりでしたので、一視聴者としても毎回観るのが楽しみでした。次はもっとゆるく観られるドラマも書いてみたいですね。また、群像劇にはもう一度チャレンジしたいです。(奥寺佐渡子氏)

 脚本賞を頂くことができて、とても嬉しいです。ありがとうございました。物語が複雑な構成だったこともあり本当に苦しい作業でしたが、同時にとてもやりがいがありました。こうして評価していただけて、これからも書いていって良いんだな、と思うことができました。ミステリーはとても難しく、毎回、トリックがバレてしまわないかとハラハラしました。今回は役者の皆さまに、ドラマを何倍にも面白くしていただいて本当に感謝しています。 湊かなえ先生の作品にまた携わらせて頂けて、とても幸せでした。今後は、このドラマのもう1つのテーマだった群像劇をじっくり書いてみたいです。(清水友佳子氏)

【第8回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:『リバース』(TBS系)
主演男優賞:小栗旬(『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』KTV・CX系)
主演女優賞:多部未華子(『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』NHK総合)
助演男優賞:東出昌大(『あなたのことはそれほど』TBS系)
助演女優賞:小池栄子(『母になる』日テレ系)
脚本賞:奥寺佐渡子氏、清水友佳子氏(『リバース』TBS系)
新人賞:新木優子(『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』KTV・CX系/『100万円の女たち』TX系)

対象作品・俳優は、NHK総合&民法キー局の国内制作で、3話以上・そのクール内に終了する作品と、NHK連続テレビ小説、NHK大河ドラマ、2クールにわたりオンエアされるシリーズ作品(放送終了タイミングに審査対象となる)。オリコングループの調査システム「オリコンモニターリサーチ」の登録者を対象にしたドラマ満足度「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関する有識者及びマスコミのドラマ・テレビ担当者を審査員とした、6月30日の審査会で各賞を決定した。(主要となる「作品賞」、「主演男優・女優賞」の3部門以外は、審査員投票によって決定)

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは、オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。

最終更新:7/21(金) 4:00
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