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ロンドン火災 犠牲者追悼 もとみや英国訪問団

7/20(木) 14:04配信

福島民報

【英国ロンドンで鈴木信弘本宮支局長】福島県本宮市の「未来へつなげる もとみや英国訪問団」は19日午後(日本時間19日夜)、ロンドン西部で6月に起きた高層住宅火災の現場近くの教会を訪れ、犠牲者を追悼した。東日本大震災の復興支援への感謝を胸に渡英した団員は、被災したロンドン市民の悲しみに寄り添い、静かに手を合わせた。
 火災があった「グレンフェル・タワー」は、本宮市が今回の訪英で国際交流を予定しているケンジントン&チェルシー王立区にある。焼け焦げた高層住宅が今もそびえ立ち、被害の大きさを物語っている。現場近くには犠牲者を追悼するメッセージボードや献花台が設置され、多くの市民が花を添えて哀悼の言葉をささげている。
 高松義行市長や渡辺由紀雄市議会議長、菅野大地さん(本宮一中3年)ら5人が団員を代表して献花し、冥福を祈った。献花した菅野さんは「実際に火災現場を見て、多くの人が家族や友人を失ったのだと感じた。失ったものは多いと思うが、少しでも前に向かって頑張ってほしい。自分たちも支えになり、応援していきたい」と話した。
 本宮市は高層住宅火災の被災者支援のため、市内の公共施設6カ所に募金箱を設置している。市内に整備する英国庭園が11月4日に開園するのに合わせ、善意を王立区に寄付する。
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 英国訪問団は19日午前(日本時間19日夕)、ロンドン市内の観光名所として知られるロンドン塔やタワー・ブリッジ、バッキンガム宮殿の衛兵交代式、ウェストミンスター寺院、ビッグベンなどを視察した。

福島民報社

最終更新:7/20(木) 17:41
福島民報