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F1チーム、2018年に導入予定のコックピット安全装置は“ハロ“で大筋合意

7/20(木) 8:51配信

motorsport.com 日本版

 F1ストラテジーグループによる会合で、2018年に導入するコックピット保護デバイスは”ハロ”になることが大筋合意された。

写真:イギリスGPのフリー走行でベッテルが試したシールド

 FIAは、2018年に向けてコックピット保護デバイスの導入を検討してきた。そのデザインの選択肢は、ハロとシールドの2パターンある。

 すでにハロは何度もテストが行われてきており、全てのチームが少なくとも1回は試している。一方でシールドは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがイギリスGPのフリー走行で初めてテストを行なっただけだ。

 さらにベッテルは、シールドを搭載したことでめまいを起こしたと訴えており、ハースのロマン・グロージャンは、2016年に試したハロと同じくらい”悪い”印象を得たとコメントしている。

 この問題は、今週水曜日にジュネーブで行われた会合で議論され、シールドはさらなる改良が必要であると結論づけられたため、このアイデアは棚上げされるようだ。なお、会合の中で10チーム中9チームがハロの採用に投票した。

 世界モータースポーツ評議会による最終決定が必要となるが、必要に応じてインターネット投票でそれを完了させることもできる。

 これまでF1ストラテジーグループには、F1に参戦する10チーム中、メルセデスとフェラーリ、レッドブル、ウイリアムズ、マクラーレン、フォースインディアの6チームのみが参加していた。しかし最近行われた会議には、F1のモータースポーツ・マネージングディレクターであるロス・ブラウンが、正式に会議を参加していないチームをオブザーバーとして参加させるアイデアを提唱しており、今回の会議もそのような形が採られたと考えられている。正式にグループに参加していないオブザーバーたちだが、時に様々な議題について、彼らの見解を求められたという。

コスト管理ワーキンググループ

 ストラテジーグループは、コスト管理の問題についても議論を交わした。それによりF1グループ代表者を含むワーキンググループを立ち上げ、今後も持続可能なものにしていくための基準を、F1に”実装”していくことになったという。

 議題は全体的なショーを改善する方法が中心となり、次回の会議の前に、研究のためいくつかのアイデアが提案されるという。