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WECニュルでポルシェに完敗も、トヨタ「これからの5戦で勝利し、タイトルを獲得する」

7/20(木) 9:37配信

motorsport.com 日本版

 トヨタTS050 HYBRID 7号車は、先月行われたル・マン24時間レースに続き、世界耐久選手権(WEC)ニュルブルクリンク戦でもポールポジションを獲得した。

WEC9戦中4戦が終了した段階でのドライバーズスタンディング

 決勝でスタートドライバーを務めた7号車トヨタの小林可夢偉は好スタートを切ったが、その1時間後に小林からバトンを託されたホセ・マリア・ロペスは、2台のポルシェの先行を許した。

 結局、WECニュルブルクリンクを制したのは、ポルシェ919 HYBRID 2号車のティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/アール・バンバー組で、彼らはこれで2連勝となった。

 レース中エアロにダメージを受けた7号車トヨタは、首位から1分遅れで3位。一方、フォーメーションラップ中に燃料ポンプのトラブルを抱えた8号車ポルシェは5周遅れで4位だった。

 ル・マン24時間レースとニュルブルクリンクの2連戦で勝利した2号車ポルシェは、現在ポイントランキングで2位の8号車トヨタに30ポイント差をつけている。

 そのような現状にもかかわらず、トヨタのチームディレクターであるロブ・ルーペンは、残りの5戦でトヨタが勝利を掴むチャンスがあると意気込んでいる。

「我々はチャンピオンシップを勝利しようと試みている」

「最も困難なレースで、想定よりもいいパフォーマンスを発揮することができた。間違いなくメキシコとオースティンでは勝利のために戦うことができるだろう」

「スパで1-2フィニッシュを決めたように、8号車とポルシェの間に7号車を入れることができれば、良い結果が期待できるだろう。我々はこれからの5戦で勝利し、タイトルを獲得することを目指している」

想定以上のパフォーマンス

 またルーペンは、歴史的にもポルシェに有利であり、TS050 HYBRIDにとって不利なレイアウトのニュルブルクリンクでトヨタがその性能を実証したことに励まされていると語った。

「クルマのパフォーマンスには満足することができた」

「常に難しいレースであるニュルで、想定以上に良い結果を得ることができた」

 ルーペンは、ポルシェがトヨタよりもタイヤの管理が良かったため優位になったと考えている。

「我々にとってトラックは暑すぎた」

「タイヤの温度を保つのに問題があった。時にタイヤを2スティント連続で使用するのが難しかった。マーブルやピックアップも、多くの問題を引き起こした」

「今回は気温はポルシェに適していた。しかし、我々も天候に左右されている時点で、十分な体制を敷いたとは言えないだろう。よってポルシェは勝利に値するのだ」