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ホークス甲斐劇場 上林V打!「鷹の祭典」3連勝!!

7/20(木) 6:01配信

西日本スポーツ

 夏本番の北九州で「わっしょい甲斐祭り」! 甲斐拓也捕手(24)が自身初の2打席連発だ。3回に4号ソロ、4回には一時逆転の5号3ラン。ホークス捕手の1試合での2打席連発は、2005年の城島健司以来となった。6回は中堅フェンス直撃の三塁打。1966年の野村克也以来の3打席連発は逃したが、守備で強肩も披露。途中交代の悔しさは残ったが、強肩強打の系譜を継ぐ大活躍。両軍計28安打、5本塁打の乱打戦を制して、後半戦は3連勝発進だ。

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■自慢の肩さく裂

 夏の怪奇現象なんて呼ばせない。北九州を舞台にした「甲斐劇場」は、2点を追う3回に幕を開けた。ファイフのスライダーを右翼席に運ぶ4号ソロ。4回2死一、二塁では初球の直球を中堅左にぶち込む一時逆転の3ラン。「点を取られていたので、何とか取り返したいと思った」と9番打者は打ちまくった。

 ホークス捕手の1試合2打席連発は、城島健司が2005年9月19日のロッテ戦で記録して以来。「(2発目は)初球から振りにいこうと思った。なんとか頭を越えてくれと」。甲斐にとって、1試合2発も2打席連発も人生初。日米通算292本塁打を誇る偉大な先輩に続いた。

 6回にも北九州のファンを驚かせた。1死から放った大飛球は中堅フェンスを直撃。ホークスの捕手では1966年の野村克也以来となる3打席連発は逃したが、三塁打として明石の右犠飛で生還。プロ野球歴代2位の通算657本塁打の大先輩の記録にはわずかに飛距離が足りなかった。

 この日はチーム到着直前の豪雨で内野に水たまりができ、打者はティー打撃のみで試合に臨んだ。その際、以前から借りていた今宮のバットが「振りやすかった」と試合で使うことを決めた。フリー打撃がなくても「2、3軍でそういう経験があったので準備はできた」と前向きに捉えた。

 両軍計28安打、5本塁打の乱打戦で、9番打者が2打席連発を含む3安打4打点と大暴れ。守備では自慢の強肩「甲斐砲」もさく裂した。4回無死一、二塁では二走栗山を見事なけん制で刺した。直前にマウンドで集まった際に松田や内川が「狙えよ」と助言。「先輩たちの声であえて狙った」と振り返った。

■リード面は猛省

 甲斐の猛打に、工藤監督は「非常に良かった」とたたえた。一方、リードでは5回までに5失点し、6回限りで高谷と交代。甲斐は「捕手として最後まで出られなかったことが一番悔しい。信用されるようにならないと」と猛省した。

 今季初の「鷹(たか)の祭典」となった後半戦最初のカードで西武に3連戦3連勝。かつての鬼門北九州でも昨年から3連勝を飾った。先行されても追いつかれても、きっちり勝ちきった工藤ホークス。首位楽天とのマッチレースも望むところだ。

西日本スポーツ

最終更新:7/20(木) 14:03
西日本スポーツ

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