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鉄スクラップ電炉買値、関東でジリ高続く

7/20(木) 6:03配信

鉄鋼新聞

 関東地区で電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格がジリ高となっている。夏枯れで市中発生が低調な中、堅調な船積みで湾岸周辺の需給がタイト化。先週末の3連操で低水準となった在庫の回復を図るためメーカー各社の買いが強まっている。必要な入荷量を確保するため一部メーカーが買値を500円引き上げ、19日時点でのメーカー実勢購入価格(H2)は2万8千~9千円どころ。個別対応での高値は2万9千円超に切り上がったとされる。こうした動きを受けて、夏季炉休中の東京製鉄宇都宮工場も20日から買値を500円引き上げた。

 19日時点での湾岸ヤード買値(H2)は2万8千円中心。関東鉄源協同組合による1万トンの船積みが21日まで行われることも需給の引き締め材料とされる。関東湾岸では集荷競争が強まっており、今後も散発的な値上げの動きが見込まれる。

最終更新:7/20(木) 6:03
鉄鋼新聞