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ポケモン映画、20作目のテーマは「サトシとピカチュウの出会い」。国境と世代を超えて愛され続ける秘密

7/20(木) 11:31配信

BuzzFeed Japan

20作目を迎えるポケモン映画の最新作『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が7月15日に公開された。

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今作のテーマは、サトシとピカチュウの「出会い」。

10歳のサトシがピカチュウと出会い、世界一のポケモンマスターを目指してマサラタウンから旅立つところから始まる。

過去のTVアニメシリーズを連想させるシーンもありながら、完全オリジナルストーリーでふたりの友情を描く。

初代ゲームソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売したのは1996年2月、TVアニメがスタートしたのは1997年4月。

その後20年にわたり、数年ごとに新作ゲームがリリースされ、TVアニメと劇場版は常に新作が作られている。

世代と国境を超え、広がるポケモンワールド。

愛され続ける秘密を、『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』のエグゼクティブプロデューサーを務める、小学館の岡本順哉さん、株式会社ポケモンの宮原俊雄常務に聞いた。

“サトピカ”の出会いをもう一度

――20周年という節目で「原点回帰」という思いがあったのでしょうか?

岡本:いや、実は意識的に仕掛けたわけではないのです。結果的に、あの頃ポケモンに夢中になった大人の皆さんにぜひ見てほしい作品になりましたが、「初期のファンのために」という思いありきで生まれた企画ではありません。

――そうなんですね。『ポケモン GO』のヒットを踏まえて、新たにポケモンに出会う人のための入門編、という狙いもあるのかと想像していました。

岡本:映画の企画は『GO』のリリース前から動いていたので直接の関係はないのですが、予備知識がなくても楽しめるストーリーなので、入門編の側面は十分にあると思います。

「サトシとピカチュウの出会い」をテーマにしたのは、湯山邦彦監督のアイデアで、むしろ僕らも「……え、それどうするんですか!?」と驚きました。

だって、すでにやっているわけですからね、一度。そこに手をつけるのか、と。でも、監督の中では、最初から構想は見えていたのだと思います。

宮原:この取材のために、あらためて当時の企画書を読み直してきたのですが、監督の中でやりたかったこと、本質的なことはぶれていないなと思いました。

湯山監督は、TVアニメの初期を作り上げ、劇場版20作すべての作品を手がけてきた人。今回の作品に対しても、リメイクでもリブートでもなくリファインという言い方をしていますが、これまでの歩みをずっと見てきたからこその、ある意味“決定版”のようなものを作りたかったのだと思います。

岡本:そうですね。「クリエイター、湯山邦彦がポケモンアニメ&映画20年目に出した回答」を僕自身見たかったですし、だからこそ、このアイデアが心に響きました。

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最終更新:7/20(木) 11:58
BuzzFeed Japan