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”円熟期”を迎えたハミルトン「僕のキャリアの中で、今が一番うまくドライブできていると感じる」

7/20(木) 12:09配信

motorsport.com 日本版

 ルイス・ハミルトンは、4回目のタイトル獲得を目指して戦っている今シーズン、これまでの自身のキャリアのどの時点よりも、うまくドライブできていると感じている。

【写真】総立ちの母国ファンの前を行く、ルイス・ハミルトン

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、先日行われたイギリスGPで勝利し、ランキング首位に立っているフェラーリのセバスチャン・ベッテルに1ポイント差まで迫った。

 この勝利は、ジム・クラークやアラン・プロストに並ぶイギリスGPでの5勝目であり、歴史的な業績として報じられた。しかしハミルトン自身は、この記録はあまり重要ではないと考えている。

 ハミルトンは今の自分自身について最も重要なことは、F1から引き出すことができる楽しさであり、まさに今がキャリア最高の状況を作り出しているという事実だと考えている。

「僕が知っているのは、僕がレースを愛しているということだ。本当に、本当に自分の中でそれを感じている。そしてこれまでのどんな段階よりも、今の僕はうまくドライブできていると思う」

 そうハミルトンは語る。

「僕は以前にも、そんなことを言っていた。でもその時は、多分今よりも実感が少なかったと思う。僕の中では、今の僕は、僕のベストであることが分かっている」

「僕はそこに留まりたい。だから、できる限り最善の準備する。僕は自分自身をどう準備すればいいか、その方法を知っているんだ」

「誰であっても、僕のためにそれをすることはできない。そして、アドバイスや指導をしたり、それを盗み取ろうとすることもできないんだ。僕は、僕の周りに素晴らしいチームを持っている。彼らは、僕が今のようにベストになれる手助けしてくれる。僕のチームには、たくさんの人たちがいるんだ」

「その人たちは、長年で得た繋がりなんだ。でも、とても効率的に作用している。だから、僕らはそれを続けていきたい」

 ハミルトンは、イギリスGPで4連勝。不思議なほどの強さである。その秘密について尋ねると、彼は冗談半分に答えた。

「だって、このサーキットは僕のモノだからね!」

 そして彼は、さらに説明を続けた。曰く、シルバーストンのサーキット特性が彼を後押しし、その上でファンの応援が大きな後押しになったという。

「当然、僕が偏りすぎていると思うだろう。別のコースも僕は大好きだ。それでも、ここはお気に入りのコースのひとつだよ。特に今年のマシンは、パフォーマンスが上がっているからね」

「コプス、マゴッツ、ベケッツのコンビネーションは、グランプリカレンダーの中でも最高のコーナーだ。僕はストリートサーキットも好きで、モナコもお気に入りのひとつだ。しかし、素晴らしい”レースサーキット”ではない」

「ここは素晴らしいサーキットだ。もうこういうサーキットは作られないだろう」

「ファンからは大きなエネルギーを受け取ることもできるんだ。こういうドライバーは、他には誰もいないだろう。それが僕を後押ししてくれると思う」

「文字通りレースの最初から、その応援を見ることができたんだ。クルマに乗る前からね。彼らの間を通る度に、彼らが応援してくれていた。スタートを切って、ターン3に向かって加速していくと、視界の中にみんなが応援してくれるのを見ることができたんだ」

「ターン7を通ると、誰もが立ち上がって応援してくれていた。51周全ラップだよ! 誰もが、毎周立ち上がってくれるんだ。それを見ることができなかった周回は1周もなかった」

「僕は、彼らが僕を鍛えてくれているように感じる。そういうのは、世界のどこに行っても見ることはできない。僕はそれが(4連勝を飾るにあたって)本当に大きいと思う」

Jonathan Noble