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1ー6月の工作機械受注は過去4番目の高水準、けん引役は?

7/20(木) 13:48配信

ニュースイッチ

中国が勢い取り戻す、国内は中小企業の投資が活溌化

 日本工作機械工業会(日工会)がまとめた1―6月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同期比21・1%増の7642億1500万円だった。2年ぶりの増加で、1―6月としては過去4番目の高水準だ。「今年に入り、中国の景気回復が続いた」(石丸雍二日工会専務理事)ことなどで、日工会が年初に予測した年間1兆3500億円を上回るペースとなった。

 内需は同11・1%増の2869億6100万円で2年ぶりの増加だ。大企業だけでなく、中小企業の設備投資も進んだ。主要4業種は一般機械、自動車、電気・精密が増加。うち半導体関連などの電気・精密分野の投資が活発で、同34・4%増と大きく伸びた。

 外需は同28・1%増の4772億5400万円で2年ぶりの増加。北米は微減だが、アジア、欧州が増えた。アジアは中国市場が勢いを取り戻し、加えてスマートフォン(スマホ)向けの設備投資が上乗せした。中国は同92・6%増の1705億2300万円とほぼ2倍に膨らんだ。

下期「今のところ悪い材料はない」

 6月単月は過去3番目の高水準で、外需は6月の過去最高を記録。中国のスマホ特需のほか、インド、トルコなどで自動車関連、カナダで航空機関連の大型受注があった。インドの案件はジェイテクトなどが受注した。

7―12月は「今のところ悪い材料はない」(石丸専務理事)としている。

最終更新:7/20(木) 13:48
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