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県内1週間の熱中症搬送、東京に次ぐ488人 発症場所「住居」最多

7/20(木) 10:30配信

埼玉新聞

 総務省消防庁は19日、10~16日の1週間に全国で7680人が熱中症で搬送され、都道府県別で埼玉県は488人で東京都の627人に次いで多かったとの速報値を発表した。前週(3~9日)の4241人から1・8倍増え、埼玉県も143人増加した。各地で真夏日や猛暑日を観測するなど、気温が高い日が続いたためとみられる。県健康長寿課は「エアコンを上手に使ったり、小まめな水分補給を心掛け、めまいや頭痛などの症状が出て、おかしいと感じたら病院へ」と呼び掛けている。

 集計によると、埼玉県の488人のうち65歳以上の高齢者が245人と50・2%を占めた。成人が182人(37・3%)、少年が57人(11・7%)で続いた。

 死亡者は1人で、上尾市の障害者施設で利用者の19歳の男性が駐車場に止められていたワゴン車の中で亡くなった。3週間以上の入院が必要な重症者は17人、短期の入院が必要な中等症は168人だった。

 発症した場所は庭を含む「住居」が最多で201人(41・2%)。一般道路や歩道などの「道路」が84人(17・2%)、劇場やコンサート会場、飲食店、百貨店などの「屋内」が53人(10・9%)、競技場や屋外駐車場、鉄道駅の屋外ホームなど「屋外」が48人(9・8%)で続いた。

 県は熱中症予防対策として、気温が急に上昇したり、気分が悪くなった時に冷房の入った施設を一時的な避難所にする取り組み「まちのクールオアシス」を推進。県内のコンビニエンスストアやスーパー、金融機関、公共施設など6471カ所(6月末現在)が協力している。目印となるポスターやステッカーが掲示されており、同課は「買い物をしなくても、暑くなったら無理をせずに休憩してほしい」としている。

 気温の上昇が予想される日は県から各市町村に対し、住民に熱中症への注意喚起をするメールを配信。県教育局も13日、夏休み中の運動部活動などで熱中症の事故を防止するため、各市町村教育委員会や各県立学校に対し、気温や湿度などの環境条件に配慮した運動の実践、小まめに水分や塩分を補給し、休憩を取るよう促す通知を出した。

最終更新:7/20(木) 10:30
埼玉新聞

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