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富山空港で緊急点検 ヒアリの捕獲キット設置/富山

7/20(木) 20:30配信

チューリップテレビ

 南米原産で強い毒を持つヒアリが全国で相次ぎ目撃される中、富山空港で緊急点検が行われました。
 射水市の港に続く水際対策で、ヒアリの捕獲キットが設置されました。
 富山空港の貨物ターミナルで行われた緊急点検は、国際定期便が就航している空港を対象に、国が県に要請したものです。
 ヒアリは、南米原産で強い毒を持ち、刺されると、痛みや発熱、じんましんなどの症状が引き起こされ、アレルギー性のショックでこん睡状態に陥ることもあります。
 国内では、5月に兵庫県の港で見つかってから全国で目撃例が相次ぎ、射水市の富山新港では殺虫成分入りのエサを設置する水際対策が取られました。
 今回は捕獲キットを使い、生息の有無を調べます。
 「こちらがヒアリの捕獲キットです。中に粘着テープが張られ、入ってきたアリを動けなくする仕組みになっています」(毛田記者)
 捕獲キットは富山空港ターミナルビルの職員が貨物ターミナルの屋内と屋外の壁際、合計10か所に50メートル間隔で設置しました。
 設置期間は5日間で、毎日、中にヒアリが入っていないか確認します。
 県によりますと、富山空港にはソウル、大連、上海、台北と4つの国際定期便が就航しているほか、東京発富山行きの最終便にはコンテナに国際線の貨物を積んでいて、貨物の中にヒアリが混入する可能性があるということです。
 「国内の空港で発見例ないが、可能性はゼロではない。疑わしい生物を発見したら速やかに確認したい」(県総合交通政策室・上野彰空港施設班長)

 県では、緊急点検の結果を28日までに国に報告するとしています。

チューリップテレビ