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おかわり350号、西武一筋では初の大記録も…自力V消滅

7/20(木) 11:35配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク10-6西武(19日・北九州)

 力強い弾道がグンと一伸びした。1点を追う5回1死一塁。中村がモイネロの真っすぐを捉えた打球が、バックスクリーン右に突き刺さった。一時は試合をひっくり返した今季20号2ランは、節目のプロ通算350号。記録達成を記念したボードを控えめに掲げた。

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 「特に意識はありません」。史上30人目、西武一筋では初の偉業を達成し、シーズン20本塁打の到達も自身4年連続10度目となった。通算6度の本塁打王を獲得した“アーチスト”は、新たな金字塔を打ち立てた。それでもチームがカード3連敗を喫し、全身から悔しさを充満させた。

 ソフトバンク戦の本塁打は通算46本目で、パ・リーグの球団別ではもっとも少ない。それでも杉内(現巨人)、摂津、和田ら歴代のエースを打ち崩してきた。この日は初対戦のモイネロを攻略。「また打てるようにやるだけ」。プロ16年目で初めて放った北九州での一発から、さらなる高みを目指すことを誓った。

 打線は先発全員安打を放ちながら、走塁ミスを連発。辻監督は「あんなにミスをしたら勝てる試合も勝てない。ミスのてんこ盛り」と怒り心頭。4回無死一、二塁では二走の栗山が捕手からのけん制で刺された。6回無死一塁では打球判断を誤って一塁に戻った炭谷を、打った金子侑が追い越してアウトになった。

 首位楽天が勝ち、貯金6を抱えながら自力Vの可能性も消滅した。「やられたらやり返す。その意識がないと、この世界は生きていけない。選手は悔しさを忘れないでほしい」。屈辱の連敗に、辻監督は活を入れた。

西日本スポーツ

最終更新:7/20(木) 11:35
西日本スポーツ