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「シェアリングエコノミー」は「もったいない」文化の日本に定着するか?

7/20(木) 18:01配信

トレンドニュース(GYAO)

「SENSORS(センサーズ)」は日本テレビの関東ローカルで、毎月最終土曜日深夜に放送されている。
番組ホームページには、「SENSORSプロジェクトでは、“SENSORS”を最先端のエンターテインメントやビジネスを創造/探知する感性、またはその感性を持つ人物、と定義づけ、さまざまな視点から未来を切り開くイノベーションを紹介していきます」とある。
MCはリオ五輪の閉会式の演出を手掛けたライゾマティクスの代表・アートディレクター齋藤精一。もう一人は「デジタルネイチャー」を提唱、新時代の表現活動を行う筑波大学学長補佐・助教のメディアアーティスト落合陽一が務めている。2014年に放送開始、2016年には虎の門ヒルズで「SENSORS IGNITION」と題するイベントも開催されていた。

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■先端技術紹介番組

いきなりで恐縮だが、通常、筆者はこの手の番組を好まない。テクノロジーが魔法のつえのように紹介されるか、この波に乗り遅れたらもはや旧世界の人間だとレッテルを貼るかのような煽(あお)りトーンになることが多いからだ。番組で紹介されるのは、現実に達成できたベストシーン。「本当の将来はバラ色でもホラーでもなく、突然やって来るものでもない」「将来のある点まで間を埋めていくのは私たち一人ひとりの時間」というのが、IT業界に身を置き、AIをなりわいとしている人間として思うところである。しかしながら、今回の番組は、地に足がついた感じがしていて、とても好感が持てた。

■番組の前提

さて、今回のテーマは「シェアリングエコノミー」。
番組では「個人や企業が持っている“遊休資産”を、インターネットを通じて貸し出し収益を得るサービス」と紹介された。遊休資産に含まれるものは、空間、モノ、人、時間、スキルなど多岐にわたり、有名なものとしては、空き部屋を宿泊施設として提供するサービス「Airbnb」、手持ちの服・雑貨を売り買いするフリマアプリ「メルカリ」などがある。他にも家事や組立作業等ご近所で時間やスキルを提供、お困りごと解決を行う、ご近所助け合いアプリ「ANYTIMES」といったサービスもある。
スタジオにはゲストとして、UBER Japan株式会社執行役員社長の高橋正巳氏。シェアリングエコノミー協会代表理事で株式会社スペースマーケット代表取締役の重松大輔氏が招かれ、事業の紹介とトークが行われた。

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