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水源林でヤマユリ復活 近年のイノシシ被害から

7/20(木) 12:44配信

カナロコ by 神奈川新聞

 相模原市緑区若柳の水源林で、30年以上にわたり自生するヤマユリが、ラッパ状の大輪の花を咲かせている。イノシシに荒らされ、過去2年間は成長が芳しくなかったが、ようやく復活した形だ。

 ヤマユリが自生するのは、浄化槽管理会社「相模湖水質管理センター」の隣接地。同社の関戸進社長(79)や地域住民が手入れを続けてきた。関戸社長は「雨不足の影響で背は伸びていないが、200株以上ある。咲いているのは6割ぐらいかな」と目を細め、言葉も弾む。

 当初は2、3株だったが、旧相模湖町の花だったこともあり、添え木をし、年に3回下草を刈るなど手入れをしてきた。一時は約300株まで増え、遠方からも見学に来るようになったが、近年は球根をイノシシに食べられる被害が発生。有刺鉄線を張り、電飾を設けるなどして、「県の花」の美しさを伝えている。

 JR相模湖駅からバスで「桂橋」下車、徒歩約5分。問い合わせは同社電話042(685)0800=日曜定休。