ここから本文です

3年半以上も工事が続く、那覇の「久美橋」 24日から新たな交通規制

7/20(木) 5:00配信

沖縄タイムス

 3年半以上も架け替え工事が続いている那覇市久茂地の久美橋について、那覇市は18日、市役所で地域住民や事業者向けの説明会を開いた。市側は9月末の完成を目指し、24日から約1カ月間、新たな交通規制を始めると説明。参加者からは工事の長期化や市の説明不足に対する批判が相次いだ。担当者は陳謝し、改めて説明会を開いて工期が延びた原因などを説明する考えを示した。

この記事の他の写真・図を見る

 国の基準に沿って造られた久美橋は現在、橋と道路の段差が国際通り側で40センチ、国道58号側は75センチある状態で、道路を盛り土して高さをそろえる必要がある。国際通り側は、24日から1カ月ほど周辺道路を通行止めにして工事。58号側は9月ごろに約1週間、夜間通行止め(午後11時~午前5時)にして工事し、9月末の完成を目指す。

 市側はこの日、交通規制の変更を説明するために説明会を開催したが、参加者から「那覇市の中心地で、こんな小さな橋を造るのに3年もかかるのはばかげている」「被害についてどう責任を取るのか」との厳しい意見が相次ぎ、弁明に追われた。

 市道路建設課の宮平亭副参事は「調査不足を指摘されたら返す言葉がない。設計時に調査が十分に行われてなかった」と述べ、改めて長期化の原因などを説明するとした。

 工事は老朽化に伴う架け替え。2013年12月に1度工事に入ったが、橋を支える橋台がないことが判明して設計を変更。1年後の14年12月に着工した。その後、想定していなかった固い地盤も見つかり、再び設計を大きく変更。当初の供用予定だった15年4月から2年以上遅れ、周辺で渋滞が発生している。

最終更新:7/20(木) 5:00
沖縄タイムス